快速まで、乗り換え時間が十四分ある。
そこで、私たちはJR駅内のカフェに入ってお茶をすることに・・・・。ここまでは良かった。
ハッと時計を時計を見ると、残り時間は一分を切っている!!急いでJR構内を突っ切り、メトロに入り、ホームへ直行!
ドルカスは?「すぐ後をついて来ている」ように思えた。ホーム前の階段では、すでに電車出発のベルが鳴り響いていた。私は電車に飛び乗ったが、ドルカスは来ない。その間数秒。ドルカスの顔がやっと見えたと思ったら、無情にもドアは閉まった。「どうする!」
ここからがスゴい。何とドルカスは両手を振り上げ、「私の連れが中に居る!自分も中に入れて!」と近くにいた駅員に猛アピール。で、ナント電車は出発するのではなく、ドアが再び開いたのだ。出発するはずの電車を止めて、ドアをまた開かせたという、ドルカスの猛然としたアピール力は見事。で、ドルカスが乗って、そしてそれに紛れて二人の遅れた女性たちも乗れたことに。
いやあ、ドルカスには恐れ入った。そして女性には優しいメトロのお兄さんたちに、夫婦の仲を守っていただき、感謝。 (ケパ)