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・・・🍂  紅葉真っ盛り  🍂・・・

比叡山(大比叡)

2015年11月29日 | 三百名山

11月25~26日、京都へ”紅葉狩りです。

25日比叡山(大比叡:848m:三百名山)を歩いてきました。

比叡山延暦寺との縁は、①1964年の修学旅行

                ②比叡山千日回峰行者「大阿闍梨」故酒井雄哉師との出会い(テレビ及び本)

一度は登らなければと考えていました、調べると三百名山、今回の登山となった。 

京都駅にきています。

:坂本町

JR湖西線に乗換え20分で「比叡山坂本駅」へ、ここから歩きはじめます。 

比叡山・・・延暦寺1)

高野山と並ぶ日本仏教のさとであり、1200年以上の歴史を持つ天台宗の総本山。

標高800mを越える二峰からなり、京都府と滋賀県にまたがる。

延暦寺という名の建物はなく、この山一帯が天台宗の総本山の延暦寺と称される。

山一帯が「境内」なのだ。

今日歩くコースです。本坂コースを上り、無動寺坂コースを坂本へ下ります。

:登山口

9:15 本坂コース登山口(大原まで縦走できます)舗装道路を行けば「坂本ケーブル」です。

道は荒れています。

看板もこの通り、「→」は合っています、といっても一本道でした。

誰かのお墓(御陵)

10:25 法然堂(法然上人得度御霊場)

 法然上人:浄土宗の開祖。父の遺言で出家、比叡山に入り、43歳の時「専修念仏」

  に帰し、東山吉水で浄土法門を説いた。  【広辞苑より】

10:30 延暦寺会館(立派です)

10:35 根本中堂(中学校の修学旅行以来50年ぶりです)

比叡山・・・延暦寺2)

伽藍・根本中堂がある東塔、開祖・最澄が眠る浄土院のある西塔、

良源のお堂がある横川(よかわ)の三つのエリアと、明王堂や護摩堂のある無動寺谷、

日吉大社や滋賀院門跡などがある麓の坂本地区の三塔十六谷に大別されている。

天台宗大本山だけあって、大きなお寺です。(当然ですが)

根本中堂、塗装のへたりが目立ちます(改修工事もはじまっているようでした)

紅葉です、杉・檜は多いけど落葉樹は少数派です。

:戒壇院

:分岐

10:50 東塔を離れ、「大比叡」山頂へ向かいます。

山頂分岐

11:00 山頂分岐、京都市内が望できます。

:北東側

山頂駐車場は「ワンダーランド」化しています。

山頂入口

聞かなければ」この先に山頂があるとは思えませんでした。

11:28 大比叡山頂です、「ジか!!!」まず出た言葉です。

一応「一等三角点」です。(地元の人が3人食事をしていました)

大比叡です。

:大講堂

12:10~12:30 根本中堂脇の食堂で「延暦寺蕎麦」松茸きのこごはん(持ち込み)

           の昼食です。

12:45 延暦寺ケーブル駅、ケーブルで下るパートナーとはここで(しばしの)お別れ

     (運賃860円、15分で坂本ケーブル駅です)

雨がポツポツ落ちてきましたが、無動寺坂コースへ向かいます。 

:琵琶湖

無動寺参道なので道は整備されています。

       

山らしい雰囲気でした。   

:弁天堂

ここから登山道になります。

「比叡山千日回峰」行者が立ち寄り、祈りを奉げる場所でしょうか?

比叡山・・・延暦寺3)

山に籠もって修行する「籠山行」と、拝みながら山谷を巡る「回峰行」の二つの厳しい行があり

それぞれ千年を越える伝統がある。

阿闍梨(あじゃり)と読む。サンスクリット語の「規範」を意味する。

日本の仏教界では、弟子たちの規範となり、法を伝授する師匠のことをいう。

天台宗では難行「千日回峰行」を遂げた修行僧に「大行満大阿闍梨」という尊称が

与えられる。

比叡山・・・延暦寺4)

千日回峰行、約七年間かけて比叡山中を千日間、回峰巡礼するなど天台宗独特の修行法。

初年度から三年は深夜から朝にかけ、比叡山中の二百数十カ所を巡拝しながら、

 一日三十~四十キロの道程を毎年百日間歩く、

  四、五年目は毎年二百日、計七百日の回峰をする。

七百日の回峰行を終えると、不動堂に九日間こもり、

 断食、断水、不眠、不臥で不動明王の真言を十万回唱える「堂入り」

 という行が課せられる。

六年目は一日に歩く行程が六十キロになる。

最終年の前半百日は比叡山中と京都市中八五キロを歩く。

後半百日は比叡山中三十~四十キロを歩く。

七年間で歩く行程は延べ四万キロ近く、地球一周分に相当する。

(前述酒井師はこの荒行を、一九八〇年、八七年と続けて二度満行している。

         二千日回峰行者は四百年で三人しかおらず、また最高齢だった)

紀貫之の墓

13:30 無動寺坂コースから離れ「裳立山」にある墓に足を伸ばしました。

 紀貫之:平安前期の歌人・歌学者。「紀貫之集」・「土佐日記」などがある。 【広辞苑より】

訪れる関係者は多いようです。

この石碑がないと、本当に墓があるのか?というような場所にあった。

14:18 無動寺登山口に下山

(こちらのコースが変化に富んでいるのでお勧めします)

14:25 もうすぐ比叡山坂本駅です。

             行程:標高差727m、約13km、5時間 

        8:55 JR坂本比叡山駅 ⇒9:13 本坂登山口 ⇒10:25 法然堂

         ⇒10:35 根本中堂 ⇒11:10 大比叡分岐 ⇒11:30 大比叡山頂

         ⇒12:10~12:30 根本中堂・昼食 ⇒12:45 無動寺参道(ケーブル駅)

         ⇒13:30 紀貫之墓(裳立山) ⇒14:18 無動寺坂登山口 ⇒14:40比叡山坂本駅

                  日本三百名山 比叡山18 完登

        

宿舎:ホテルモントレのいいお部屋        夕食は一品料理で楽しみました 


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