ゆんのひとり言

~iLYsゆんの推し事とスイーツを語るブログ~

「トーマの心臓(Leben)」@紀伊国屋ホール

2006-06-11 15:46:10 | 観劇記&鑑賞記
私にとっては三度目になるトーマ。
回数はもっと観てるので、なんか記憶がごちゃごちゃ・・・

今回はメインキャストが大幅に入れ替わっての公演でした。
どうなるのかなーと思っていたのですが、
まず、三上君のエーリクは健闘していた・・・というか
好感が持てました。
エーリクはとても素直に自分の感情を出す子なのですが、
三上君は真っ直ぐに、素直に演じていて無理がなく、
エーリクってこういう子かもな~って、観られました。
髪型はちょっとびみょー、か?
赤毛のアンみたいだなーって思っちゃいました。
そばかすあるように見えちゃって・・・(爆)

    

対する奥田君のユーリですが。
感情にまかせてしゃべると何を言っているか聞き取りにくくなるので、
そこは気をつけて欲しいなぁ。
で、三上エーリクと並ぶと、とっても‘同級生’
な感じがして、実際に同級生なのだけど
芝居を引っ張っていけるほどではないので、
もうちょっと大人なユーリの方がいいかなぁ・・・とも思いました。
今回唯一大人なのが曽世オスカーだけなのでねぇ。
やはりオスカー&エーリクは芝居を引っ張っていける人じゃないと、
厳しいかなぁって気がしました。

曽世オスカーはとっても大人な感じで、
このキャストだと余計にそうなっちゃうかな、と思いました。
せめてバッカスだけでも、もうちょっとアダルトな人が良かったかも~。

     

その他のキャストでは、吉田君のアンテが良かったです。
アンテのシーンって大体見てて寒くなってたんですよね(爆)
今回は観られましたよ
5人組も今までの中では一番普通に観られたかな~。
まぁ、自分の中に免疫ができているのかもしれないけれど・・・
ハイテンションじゃない青木君、ちょっと良かったです。
岩崎サイフリートは、まぁ想像通りでしたかね。
ちょっとドラキュラな香りが漂ってましたかね(笑)

       

ただ、全体としては、長い・・・
わかっちゃいたけど、長い・・・
個々は悪くないのに、なんかテンポが悪いっちゅーか。
ちょっとたっぷりやりすぎてる感じ。
作品の世界に酔いすぎてないかなぁ?と。
まぁ暗転暗転の脚本はそのままですしね。
あと、これでもかっちゅーくらいリフレインするAve Mariaもね

たっぷりした芝居に対して、後ろのセットの壁が
すごい速さで動いてて、ちょっと可笑しかったです(笑)
ベッドとか、すごい勢いで出てくるんだもん。
んで、照明はこれまで見たことないくらい、
目一杯吊ってあってスゴかったです。
地震の時には舞台上から逃げてくださいね~

別キャストがどうなっているのか、楽しみです

あ、ロビーの雰囲気が昔の感じに戻ってました。
出番少な目のキャストが物販してたりして。
皆で盛り上げようっていう空気を感じましたよ
劇団はこうじゃないとねー。

んで、また新人増えました?
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