ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「LUV」@ルテアトル銀座

2007-05-17 09:58:14 | 観劇記&鑑賞記
激辛口でございます

いやー、久々に1幕で帰りたくなる作品に出会ってしまいました

舞台の貴水さんは初見だったのですが・・・
ミュージカル風の発声に変えようとしている最中?
ちょっと期待ハズレでした。
そして開次君。
もっと踊ってくれるのかと思ったら、ぜーんぜーん
歌も上手い訳じゃないし、開次君じゃなきゃいけない意味がわかりませんでした。
今度は踊る開次君を観たいと思います。

    

その中でヤンさんは抜群の安定感でしたね。
ただねぇ。
そもそもの作品がねぇ・・・
浮気相手と再婚したいのに、妻が離婚してくれず、
「妻に他に好きな男ができればいいんだ!」と
偶然再会した友人(現在ホームレス)に「うまいことやってよ」とけしかけ、
実際にうまいこといっちゃって、めでたく離婚&再婚。
が、夫も妻も新しい生活はうまくいかず、
やっぱり愛しているのは君だけ、と元のさやに納まるという
非常にくだらない内容

出会ってすぐに1曲歌って、終わる頃には「愛してる
とかゆーてるわけですよ。
そんなもんさぁ、真面目にやられても面白くも何ともないのに、
真面目にやっちゃってるんだよね・・・
どーしましょ、って感じでした。
演出の高橋いさをさんって・・・?
ショーマの人ですね。
なんでこの人がやることになったのかしら

きっとこれをやろうと思ったプロデューサーは、向こうで上演してるのを観て、
多分小さい劇場で熱気があって、向こうのお客さんはウケてて、
旅行で気分が高まっていることと相俟って
「コレ面白いじゃん!」って思っちゃったんだろうな~、とか。

生演奏だし、照明はムービングも使ってたし(オペは1人でいけるかな~)
ピンは3本だし、こりゃ~お金かかってますよぉ。
でも客席の半分以上は招待客・・・
大赤字ではにゃいでしょーか

終演後、後ろを歩いていたお客さんが
「面白かった~!良かったわよね!!」と、楽しそうに話していて
人それぞれだなぁ、と思った夜なのでした(笑)
Comments (2)
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