地下のお蕎麦屋さんへ行きました。
ここは、ちょっと穴場です。
とろろせいろと小天丼のセットです。
980円のところ、ランチタイムは900円で、
そこから更にレディースデーと市民証割引してくれて、830円!
お得ですね( ´艸`)
天ぷらは、カボチャ&海老。
カリッと揚がっていて、美味しかったです。
とろろに出汁を入れて、ずごごごといただきましたw
2日続けて揚げ物いっちゃったな…
昨日、家に帰ってから気持ち悪くなったんですよね(;^_^A
胃もたれってやつ?
しばらく揚げ物禁止!w
毎年恒例、曽世さんご出演のごらく亭、今年も行ってきました。
ピアニシモ、って言うくらいだから短めなのかしら・・・いや・・・と。
会場は新宿角筈区民ホール。
初めてのホールです。
新宿から歩くと20分ほど。
梅雨明けの晴天のくそ暑い中歩いて行く元気はないので、
バスに乗って行くことにしました。
チラシの裏に、詳細な地図がありまして。
「中野車庫行」に乗れ、とあります。
が、駅を出てすぐのバス停の案内板には、
中野車庫行は乗り場が31、41とありますが、
地図にどっちも無いのね・・・。
とりあえずバス停の方へ行って、再度案内板を見ると31のバス停が書いてあって、
道路を渡ったところである、と。
地下に降りてスバルビルから地上に出て、
これ、反対方向じゃね?と思いながらバス停に向かうと
「新宿西口行」。。。
くっそ!とつぶやきながら戻り、そういえば中野南口を走っているのは京王バスだったな、と。
てことは京王の方か!と思い当たり、地下を移動。
案内板、見づらい。
ようやく中野車庫行を見つけて地上へ。
次々やってくるのは「中野駅行」。
バス停にある停留所案内を見ると、中野駅行でもOKだったので、
乗り込みました。
かなり余裕を持って出たので、開場前に着いちゃうなー
なんて思ってたのですが、とんでもなかったです
バス、分かりにくい・・・
で、汗だくで会場に到着
お席に向かってみると、前の3列はフラットで、4列目から段があるのですが
その4列目の、ど真ん中(爆)
ものすごーく見やすいお席でした
「転失気」鬼頭真也
初めましての方ですね。
眼鏡をかけていらしたのでよく分かりませんでしたが、
チラシの写真だとなかなかイケメンですねー。
転失気=おなら、ということを知らないのだけど
素直に聞けなくて、小僧にいっぱい食わされる和尚さんのお話。
よどみない語り口でした。
「負けん気」を「負け惜しみ」と言っちゃったことに気づいてしまいましたよっとw
「小説の女」オオタスセリ
新作落語っていうんですかね・・・。
オリジナルのお噺です。
売れない時代に支えてあげた小説家が、自分をモデルにした小説を発表したのだけど
他の女のエピソードも混じってるのよっ!と。
そして、男と一緒に暮らしている間、毎日日記を付けていたから
私も私小説出せるわね・・・(ニヤリ)みたいなお噺。
独特のしゃべり口で面白いです。
マクラの、同居のお母様のエピソードが爆笑でした
「壺算」ラサール石井
2週間前に膝の半月板の手術をされたそうで、
正座ができないんです、と高座に腰かけて演じられました。
こち亀、大丈夫ですかぁ?
水甕を買ってくるよう頼まれた男が、買い物上手の兄貴に頼んで
一緒に買い物に行くお噺。
お店の主人をうまいことだまくらかして
6両する二荷の甕を、3両でゲットするお噺。
つい、店の主人を応援したくなります
漫才 山口良一&大森ヒロシ
綾瀬はるかちゃんが、実は早食いはるかと呼ばれていて・・・
的な漫才。
お腹が空いてきますww
「そば清」小宮孝泰
蕎麦の大食いで賭けをして、ちょいちょい儲けているそば清さん。
50枚はさすがに無理!と逃げていたのですが、
ウワバミが狩人を丸ごと飲み込んだ後、
赤い草を食べるとあっという間にお腹がペタンコになるのを見て、
あの草があれば、いくらでも食べられる!と。
でも実は、消化をよくする草ではなく、
人間を溶かす草だったので、そば清さんの影も形もなくなってしまいました、という
ちょっとシュールなお噺w
蕎麦をスゴイ勢いでズルズルとすする小宮さん、
真似できません・・・(しなくていい?w)
仲入り後は、お客様からいただいたお題で、
川柳を作る、という新コーナー。
最初は小宮さん、曽世さん、大森さんの3人で、途中から鬼頭さんが参加して、
小宮さんは司会に回られました。
「ごじら」とか平仮名3文字のお題をいただいて、
それを頭に付けて川柳を作るというもの。
これ、初っ端は結構気楽ですね。
珍しく曽世さんが初っ端がいい!と。
「2人とももう自分の出番終わったでしょ?僕これからなんですよ・・・」と
そうですね、一席演じる前に、あんまり頭を使いたくないですよね。
曽世さんが、当たり障りなく上の句を作り、
大森さんがもんのすごいひねりを効かせて投げ、
鬼頭さんが拾いきれない・・・みたいな感じwww
大森さんのひねりっぷりが爆笑でした。
「道具屋」山口良一
叔父に頼まれて、1日だけ市で商売をすることになった男と
品定めにきた客の話。
古くからある小咄をまとめたネタだそうで、
どれかの客をカットすることで時間調整が自由にでき、
寄席で重宝されるネタなのだそうです。
へー。
恒例の二重丸◎の太神楽をはさんで、
今年のトリは曽世さん。
「井戸の茶碗」曽世海司
清貧な生活を送る浪人が、生活に困って先祖代々伝わる仏像を道具屋に売り払い、
その仏像を買った武士が、汚れを取っていると中から50両が出てきてビックリ。
これは元の持ち主に返すよう、くず屋に託すが、浪人は受け取らず。
長屋の大家さんの仲介で、何かを売ったことにして受け取りなさい、ということで
いつも使っている茶碗を武士に差出します。
話を聞きつけた殿様が、なかなか志のある者である、と
武士と会うことになり、その場に茶碗を持って行くと
「これは大変貴重な茶碗である!」と、300両で買い取られてしまい、
さぁどうしよう・・・、というお噺。
これ、曽世さんが以前カフェ落語でネタを使っていらっしゃいましたね。
30分くらいの長丁場だったような。
出てくる人が、みんないい人なんですよねー。
そして、若いお侍さん、中年の浪人、お殿様など
見事に演じ分けていて、随所に都知事選のことなど盛り込んで
さすがのお噺でした。
2時間半くらいで終わるかと思いきや、3時間半のボリュームたっぷりの公演でした。
全然ピアニシモじゃないしwww
いやー、でも、笑った笑った!
落語、いいですねぇ~