ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「蜜蜂のクビレ」@赤坂REDシアター

2021-11-29 12:00:00 | 観劇記&鑑賞記

堤泰之作・演出の「蜜蜂のクビレ」に,
曽世さんがご出演ということでミニ行ってきました。

とある海辺の町の海の家が舞台。
ひなびた海の家・はまやを一人切り盛りする浜美香莉(糸原舞)。
美香莉に頼まれて週末だけ手伝う皆川瑛太(土井一海)は,
美香莉の弟・真樹斗(鎌苅健太)の幼馴染。
はまやに集うのは,浜辺のクリーン活動を行う田窪睦美(小林美江),
夏休みに帰省してきている芸大生・阿諏訪卓(谷水力)と
卓がひそかに想いを寄せる葭谷レイカ(佐倉花怜),
ライターでサーファーの湯原奏介(曽世海司),
ヒゲもじゃのサンドアーティスト・茂出木信男(瀬尾タクヤ)。

美香莉と一緒に海の家を営んでいた父が他界し,
名古屋でキャバクラの店長をしている真樹斗が帰省してきますが
はまやを手伝うでもなく,ことあるごとに姉と衝突します。
浜辺一帯をおしゃれなリゾートにしようという計画が持ち上がり,
昭和な雰囲気のはまやの売却を持ちかけられる美香莉。
最初は断りますが,真樹斗に対する誤解から売却を決意し…

美香莉と真樹斗を中心にした家族の話に,
美香莉の新たな恋,芸大生たちの恋,
サンドアーティストと真樹斗の過去の出来事などが重なっていきます。

なつかしい雰囲気のセットの中で,
ほっこりする世界が繰り広げられていました。
ボードに乗れないサーファーが,
初めてボードに乗る姿を美香莉に見て欲しいと頑張る場面で
雷が鳴って「早く帰らなきゃ」というセリフがあったものだから
もしかして,サーファー,溺れて死んじゃう?!と
どうしても発想が悪い方へ行ってしまうワタクシ…(^^;
死ぬことなく,無事,ボードの上に乗れましたww

終演後,今日の小ネタと題して,日々,
ちょっとしたネタを披露されているようですが
私が観に行った日は,舞台のあちこちにある「張り紙」を紹介されてました。
美香莉の糸原さん作だそうで,レシピとか,注意書きとか
両替は千円札のみ,というお知らせとか
見えにくいところにも,色々と貼ってあるのだそう。
(上手側の席からだと,シャワー室の仲が見えない)
和気藹藹とした雰囲気が伝わってきました。

ところで,公演プログラムが2千円という強気な値段設定で,
ムムッ!と思いながら,買ってきたのですが。
オマケにトートバッグついてます,と。
うーん。
こういうの,要らんねんな…(^^;

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