2021年の食べ納めは麻布台にあるPatousでした。
MANSALVAのシェフが熱烈にオススメされていたので,
行ってみたいと思っていたのです。
六本木からも麻布十番からも歩いて行けます。
東京タワーに向かって歩いて行くの,なんかテンション上がります。
このサイズの東京タワーを見るのはとても久しぶりです。
通りを曲がって,とても急な坂を下りた,ビルの横にお店の入口があります。
8席の小ぢんまりしたつくりのお店で,ご夫婦で切り盛りされている
アットホームな雰囲気のお店。
神戸で長らく営業されていたお店を,2020年に移転されてきたそうです。
メニューの上に,マスクケースが。
この日のメニューはこんな感じ。
この日は3人だったので,ボトルでいただくことに。
しっかりした果実味と酸味のあるシャンパーニュで乾杯♪もものすけかぶのムース
かぶの葉ソース トマトジュレ
もものすけという,ピンクの蕪のムースに,
蕪の葉を使ったソルベのソース,トマトのジュレを乗せたもの。
全体的に「桃」な見た目で可愛いらしいです。
蕪のムースは動物性のお出汁を感じさせるお味で,
蕪の葉のソルベは,ほのかに苦みがあります。
トマトはしっかりと青臭いお味。
意外と食べ応えのある量でした。ほたて,甘えび,あおりいかとうにのタルタル
紅しぐれ大根
ほたて,えび,いか,大根とがコロコロしているタルタルを,
ウニと一緒にいただきます。
サッパリした味わい。
パンはオリーブオイルでいただくスタイル。
苦味しっかりめのオリーブオイルで,
パンはむっちりとして,小麦の甘味の感じられるお味。
一口食べちゃったの図。淡路岩屋産寒ブリ 聖護院かぶ 赤玉ねぎのソース
香ばしく火入れした蕪の上に,ブリが乗ってます。
こちらもさっぱりと優しいお味。
蕪の甘味も楽しめます。津居山の松葉蟹 焼きなすとレフォール
蟹きました!
蟹と茄子とを,レフォール(西洋わさび,ホースラディッシュとも)の
ソースでいただきます。
優しい辛味で,蟹の風味を損ないません。
続いては,赤をいただきました。
これ,良い感じに枯れていて美味しかった~。
2014年ですが,まだまだベリーのような果実味も健在でした。太刀魚とフォアグラ,じゃがいもの重ね焼き
上から見るとじゃがいもしか見えませんが,
下に太刀魚をフォアグラが隠れています。
結構なポーションのフォアグラが使われていたのですが,
臭みがまっっったくなく。
太刀魚のお味を損なわないフォアグラ。
とても美味しくいただけました。
じゃがいものカリカリした食感と香ばしさも良いアクセントに。
ソースも美味で,パンにつけてしっかりといただきました。ビュルゴー鴨のロースト 温野菜
どーん!ときました,鴨!
シャラン産の鴨は,色んな生産者をひっくるめているところ,
「ビュルゴー鴨」は,ビュルゴー家の造る鴨,とのこと。
こちらの鴨は血抜きをせず窒息させて屠殺するのが特徴で,
ビュルゴー家にだけ許可された屠殺方法なんだそうです(ググったw)。
しっとりとなめらかな肉質で,噛むとじわっと甘い肉汁が。
皮は香ばしく,臭みも脂っこさもありません。
ガルニチュールも色んなお野菜があって,
それぞれの味と食感を楽しめるのが良い感じ。
ボトル空いちゃったので,グラスを追加。
しっかりした果実味とスミレのような香り。
先ほどのにくらべると若さが際立ちますが,
これはこれでまた美味♪
食後酒までいただいちゃいました(´ψψ`)
フルーティーな果実味のドルチェワインです。
これとチーズだけで幸せになれるやーつwル・レクチェのソルベ,ヴェルヴェーヌのジュレ
デザート1品目は洋梨です。
ソルベと,コンポートとを,
ヴェルヴェーヌ(バーベナ)の爽やかなジュレでいただきます。
サッパリ。シャンパンのムース ジャラハニーのソルベ
奥はシャンパンを使ったムースで,
ふんわり軽い口当たり。
こちらもサッパリ冷たいデザートでした。
かなり寒い日だったので,暖かいデザートでも良かったかも…
という気も。
食後のお茶の写真を撮り忘れました。
紅茶3種類と,ハーブティーの葉っぱの香りをかがせていただいて,
スパイスを使ったクリスマス仕様の紅茶をいただきました。
シェフはとても可愛らしい感じの方で,
とても美味しく楽しくいただきました!
ごちそう様でした~♪