「十二人の怒れる男」を見た。1957年のモノクロ映画である。
いや~おもしろかった!タイトルは知っていたけど、こんなにおもしろい映画だったとは。
登場人物は12人の陪審員の男性。舞台は陪審員の控え室。
父親を殺害した容疑で逮捕された18歳の少年の裁判で、陪審員たちが有罪か無罪かを
話し合う物語だ。
有罪の評決が出れば第1級殺人で少年は死刑になる。
あらゆる証拠や証言が、少年の有罪を示していた。疑う余地のない裁判に見えた。
が1人の陪審員(ヘンリー・フォンダ)が「無罪の可能性がある」と言い出した。
証拠や証言のひとつひとつを再考し、これはこの可能性があるのではないか、ということを
いくつも指摘したのだ。
当然あとの11人は相手にせず、「あの少年がやったに違いない」と主張するのだが、フォンダの
客観的な考え方に、皆の気持ちが少しずつ動いていき、議論は白熱する。
フォンダは何度も「少年が無罪だとは言ってない。その可能性がある以上、死刑にはできない」
と言う。「possible」という単語が何度も発せられたのが印象的だった。
そして次第に無罪とする人が増えていき、ついに有罪を主張するのは1人だけになる。
95分の映画なのだが、そのうち90分くらいが控え室での陪審員たちの議論である。
それなのに、飽きるどころかおもしろくておもしろくて惹き込まれてしまう。
季節が夏で、クーラーがなく扇風機1つの部屋で白熱した議論が行われ、暑がる12人を見ていて
本当に迫力を感じた。
この映画はアカデミー賞にノミネートされたが、「戦場にかける橋」に敗れたそうだ。
「戦場にかける橋」も名作と言われているので、いつか見てみたい。
ヘンリー・フォンダってかっこいいなあ~
ピーター・フォンダはハンサムだと思っていたが、私はヘンリー・フォンダの顔をよく
知らなかった。でもこの映画を見て、ヘンリーの方がハンサムなんじゃないだろうかと思った。
素敵なおじさまです(^ω^)
いや~おもしろかった!タイトルは知っていたけど、こんなにおもしろい映画だったとは。
登場人物は12人の陪審員の男性。舞台は陪審員の控え室。
父親を殺害した容疑で逮捕された18歳の少年の裁判で、陪審員たちが有罪か無罪かを
話し合う物語だ。
有罪の評決が出れば第1級殺人で少年は死刑になる。
あらゆる証拠や証言が、少年の有罪を示していた。疑う余地のない裁判に見えた。
が1人の陪審員(ヘンリー・フォンダ)が「無罪の可能性がある」と言い出した。
証拠や証言のひとつひとつを再考し、これはこの可能性があるのではないか、ということを
いくつも指摘したのだ。
当然あとの11人は相手にせず、「あの少年がやったに違いない」と主張するのだが、フォンダの
客観的な考え方に、皆の気持ちが少しずつ動いていき、議論は白熱する。
フォンダは何度も「少年が無罪だとは言ってない。その可能性がある以上、死刑にはできない」
と言う。「possible」という単語が何度も発せられたのが印象的だった。
そして次第に無罪とする人が増えていき、ついに有罪を主張するのは1人だけになる。
95分の映画なのだが、そのうち90分くらいが控え室での陪審員たちの議論である。
それなのに、飽きるどころかおもしろくておもしろくて惹き込まれてしまう。
季節が夏で、クーラーがなく扇風機1つの部屋で白熱した議論が行われ、暑がる12人を見ていて
本当に迫力を感じた。
この映画はアカデミー賞にノミネートされたが、「戦場にかける橋」に敗れたそうだ。
「戦場にかける橋」も名作と言われているので、いつか見てみたい。
ヘンリー・フォンダってかっこいいなあ~
ピーター・フォンダはハンサムだと思っていたが、私はヘンリー・フォンダの顔をよく
知らなかった。でもこの映画を見て、ヘンリーの方がハンサムなんじゃないだろうかと思った。
素敵なおじさまです(^ω^)