猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ああ、恥ずかし

2012-12-02 04:38:07 | 日記
だいぶ前になるが、娘が図書館から「ああ、恥ずかし」という本を借りてきていた。
ふと娘の机の上を見ると置いてあったので、パラパラとページをめくってみた。
(私は身近に本や漫画があると、とりあえず読む癖がある)
阿川佐和子氏、小川洋子氏、中村うさぎ氏など、たくさんの女性作家やタレントの
方たちのエッセイ本だった。
それぞれが経験した、とても恥ずかしい思い出が書かれているのだ。
めくっているうちに目に止まったのが、室井佑月氏の「処女なのに…」というエッセイで、
これがとてもおもしろかった。
要約すると、こんな内容。(これ書いていいんだろうか?いいよね?)

私は中学生の時、社会人の彼と付き合っていた。が、今思えば付き合っていた訳ではなく、
アプローチしてくる私を、お人好しの彼は拒めなかっただけだった。
私は彼の家でよくお風呂に入った。
ある時彼が出張にいった。その頃私はあそこがかゆくてたまらなくなった。どのくらい
かゆいかと言うと、ケガをして出来たかさぶたが、治りがけにムズムズしてきて
はがしたくなってくるかゆさの数倍で、たまらなくなった。
まさか彼の家でお風呂に入っていたことが原因なのだろうか?
病院へ行くべきかとも思ったが、彼にも見せたことがないあそこを、最初に医者に見せて
いいものだろうか。親に相談する訳にもいかず、とても悩んだ。
やがて彼が出張から帰ってきたので彼の家に行き、「私は処女なのに、あんたのせいで
こんなになった」と泣いて訴えると、彼は「事実無根だ」と言って、私を病院に連れていった。
診察を終えて、医者が、「お風呂でこすり過ぎていませんか?」と言った。
そういえば、いつ押し倒されてもいいように、せっけんでゴシゴシ洗っていた。要するに
かぶれだったのだ。

大体こんな感じだった。爆笑。室井氏らしい
他の方のもそのうち読もうと思っていたのだが、いつの間にか娘が図書館に返却してた…
ま、買えばいいんだけどね。おもしろかったですよ。
コメント
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