1979年のアメリカ映画「ジャスティス」。
舞台はボルチモア。弁護士アーサー(アル・パチーノ)は、妥協を許さぬ熱血漢で、多くの人々に
信頼されていた。そのため、厳格な法の遵守を信条とする裁判官のフレミング判事(ジョン・フォー
サイス)と何度となく対立していた。アーサーは投獄中の若者ジェフ(トーマス・G・ウェイツ)の冤罪を
信じるがゆえ、その行き過ぎた行動から査問会に呼ばれる。また新たにラルフ(ロバート・クリス
チャン)という黒人青年の量刑を軽くしようと動き出した矢先、フレミング判事が強姦罪で告訴
される。相棒の弁護士ジェイ(ジェフリー・タンバー)や同僚たちは彼を有罪だと言う。しかも、
フレミング判事が弁護人として指名してきたのは、アーサーであった。
熱血漢の弁護士が腐敗した法曹界の真実に疑問を投げかける法廷ドラマ。とてもおもしろかった。
若いアル・パチーノがかっこいい。感動的な映画である。全体的に明るい感じで物語は進行するが、
悲しいエピソードもいくつかある。それらに直面した時のアーサーの悲しみ、苦悩がよく表現されて
いて、さすがアル・パチーノという感じである。アカデミー主演男優賞にノミネートされたそうだ。
それに対してフレミング判事の憎たらしいこと。観ていてむかむかしてくる。
他にもアーサーの相棒のジェイや、自殺癖のある奇人の判事など、個性的な面々がおもしろい。
ジェイの担当した事件のことで、ジェイの心が壊れていく様子はかわいそうだった。やっぱり弁護士
って大変な仕事だなあ、と思った。
ラストの裁判のシーンは感動的だったが、エンドロールがちょっと物足りないというか、テレビドラマ
みたいな感じで、それだけが残念だった。
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舞台はボルチモア。弁護士アーサー(アル・パチーノ)は、妥協を許さぬ熱血漢で、多くの人々に
信頼されていた。そのため、厳格な法の遵守を信条とする裁判官のフレミング判事(ジョン・フォー
サイス)と何度となく対立していた。アーサーは投獄中の若者ジェフ(トーマス・G・ウェイツ)の冤罪を
信じるがゆえ、その行き過ぎた行動から査問会に呼ばれる。また新たにラルフ(ロバート・クリス
チャン)という黒人青年の量刑を軽くしようと動き出した矢先、フレミング判事が強姦罪で告訴
される。相棒の弁護士ジェイ(ジェフリー・タンバー)や同僚たちは彼を有罪だと言う。しかも、
フレミング判事が弁護人として指名してきたのは、アーサーであった。
熱血漢の弁護士が腐敗した法曹界の真実に疑問を投げかける法廷ドラマ。とてもおもしろかった。
若いアル・パチーノがかっこいい。感動的な映画である。全体的に明るい感じで物語は進行するが、
悲しいエピソードもいくつかある。それらに直面した時のアーサーの悲しみ、苦悩がよく表現されて
いて、さすがアル・パチーノという感じである。アカデミー主演男優賞にノミネートされたそうだ。
それに対してフレミング判事の憎たらしいこと。観ていてむかむかしてくる。
他にもアーサーの相棒のジェイや、自殺癖のある奇人の判事など、個性的な面々がおもしろい。
ジェイの担当した事件のことで、ジェイの心が壊れていく様子はかわいそうだった。やっぱり弁護士
って大変な仕事だなあ、と思った。
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