猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ロスト・コマンド 名誉と栄光のためでなく

2015-07-11 04:52:41 | 日記
1966年のアメリカ映画「ロスト・コマンド 名誉と栄光のためでなく」。
インドシナ地域でゲリラ部隊と激闘を繰り広げたフランス軍パラシュート部隊の将校
ラスペギー(アンソニー・クイン)。彼はその戦争終結後、フランスへ帰還するも、ほど
なくしてアルジェリアで新たな任務に就くことに。エスクラビエ(アラン・ドロン)ほかイン
ドシナで共に戦った盟友たちを部下に率いたラスペギーは、さっそく現地に乗り込み、
テロリスト集団の反撃に立ち向かう。そのテロを指揮する男は、ラスペギーのかつて
の戦友マヒディだった。そんな中、エクスラビエは現地の美しい女性アイシャ(クラウ
ディア・カルディナーレ)と出会い、互いに惹かれ合っていく。しかし彼女はマヒディの
妹だった。エクスラビエが戸惑いを見せる一方、ラスペギーはマヒディ打倒を目指す。

フランス映画かと思って観ていたら、アメリカ映画だった。フランス軍が英語でしゃべ
っている光景は違和感がある。私はインドシナ戦争についてあまり知らないので、映
画の背景がよくわからなかった。
ラスペギーやボアフラ(モーリス・ロネ)は戦争に対して意欲的だが、エクスラビエは
あまり希望を持っておらず、女性にうつつをぬかしたりしている。だがその女性は敵
の妹で、エクスラビエは困惑する。
ストーリーがよくわからなかったので、感想があまりない。ラストでラスペギーやボア
フラは昇進するが、エクスラビエはすっきりとした表情で除隊し去っていく、そのシー
ンは印象的だった。エクスラビエの表情に、かえって戦争は虚しいものだ、という思い
を感じた。アンソニー・クイン、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、モーリス・
ロネといった大スター揃いで、それは観る価値があったかな、と思う。
クラウディア・カルディナーレが若くてとてもきれいだった。「家族の灯り」を観た時は
面影がないような感じだったが…今70代だし、当たり前か。

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ドラマの「デスノート」の第1話を観てみたが、なんだあの愚作。ライトが平凡な大学
生って…天才と天才の頭脳戦が見どころなのに、ライトが普通の人だったらどうな
るんだろう。もっとひどいのがL。あんなのLじゃない!変な座り方をして、お菓子が
異常に好きな変人設定はそのままにしておいて欲しかった。あれでは変人ではなく、
ナルシストっぽいいいとこの坊ちゃんだ。がっかりした。もう観ない。映画で終わって
おけば良かったのに。



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