1971年のアメリカ映画「白い肌の異常な夜」。
南北戦争の末期、南部のとある森で脚に重傷を負い、友軍ともはぐれてしまった
北軍の兵士ジョン・マクバーニー伍長(クリント・イーストウッド)は、森の中で自給
自足の暮らしを営みつつ戦火を逃れていた女学院の教師や生徒たちに助け出さ
れる。マクバーニーはそこで手厚い看護を受けるが、やがてその傷も癒えた頃、
男子禁制の女の園の中に紛れ込んだ敵軍の兵士である彼を巡り、女たちの欲望
が渦巻き始めた。
この映画昔観たことがあるのだが、本当に異常な物語だったなあ。不条理で陰惨
な印象が強く残った。カッコいい役が多いクリント・イーストウッドがこんな妙な映画
に出ていたんだ、と意外だった。妙と言っても褒め言葉である。
教師も生徒も女ばかりの学院に、男が運ばれてきたことから、女たちは不安定に
なっていく。初めは男のケガが治ったら南軍に引き渡そうと話し合っていたが、徐々
に女たちは心を開いていく。そして男に性的欲望を抱くようになる。女たちが嫉妬
し合い、ピリピリしている様子は、本当に女ってこうなんだろうなあ、と思う。女を
怒らせたら怖いのだろう。私にはあまりピンと来ないのだが。
しかしこのマクバーニーという男、ただ気の毒とは言えない。こいつがちゃらんぽ
らんなのもいけなかった。ケガを治すことに専念していればいいものを、いろんな
女にいい顔をするからこういうことになるのだ。ちょっとかわいそうだけど。
傑作である。
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北軍の兵士ジョン・マクバーニー伍長(クリント・イーストウッド)は、森の中で自給
自足の暮らしを営みつつ戦火を逃れていた女学院の教師や生徒たちに助け出さ
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な印象が強く残った。カッコいい役が多いクリント・イーストウッドがこんな妙な映画
に出ていたんだ、と意外だった。妙と言っても褒め言葉である。
教師も生徒も女ばかりの学院に、男が運ばれてきたことから、女たちは不安定に
なっていく。初めは男のケガが治ったら南軍に引き渡そうと話し合っていたが、徐々
に女たちは心を開いていく。そして男に性的欲望を抱くようになる。女たちが嫉妬
し合い、ピリピリしている様子は、本当に女ってこうなんだろうなあ、と思う。女を
怒らせたら怖いのだろう。私にはあまりピンと来ないのだが。
しかしこのマクバーニーという男、ただ気の毒とは言えない。こいつがちゃらんぽ
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