2016年のデンマーク・フランス合作映画「獣は月夜に夢を見る」。
デンマークの海にほど近い小さな村で、少女マリー(ソニア・ズー)は両親と暮らしていた。
母(ソニア・リクター)は病気を抱えているが、父(ラース・ミケルセン)はそのことについて何
も教えてくれない。村の住人たちは何故か車椅子に乗る母を恐れており、マリーに対し
ても訝しむような目で見てくる。ある日マリーは職場でダニエル(ヤーコブ・オフテブロ)と
出会い、孤独な2人は惹かれ合っていった。その頃、マリーの体に異変が起こり始める。
ブラック・ファンタジーというのか、タイトルでネタバレしてしまっているような映画。舞台が
デンマークなのがいい。北欧の寒々しい風景の中で起きる悲劇。観ている方も手が冷た
くなってしまいそう。これがアメリカとかだったりしたら映画の雰囲気がまるで違ったものに
なるだろうなあ。
主人公のマリー役の人は美人ではないが、儚げな感じが役に合っている。母親はずっと
病気で車椅子生活。全くしゃべらない。村の医者が時々診察に訪れるが、病気の内容に
ついては触れない。父親もだ。そしてマリーの体にも異変は起きていた。胸の辺りにアザ
?のような発疹?のようなものができ、医者に診てもらうが、やはり病名は言われない。
「ひどくなっていないのなら大丈夫」とだけ。マリーに納得できる訳がない。
マリーは職場で嫌がらせをされる。マリーには理由はわからないが、村人たちはマリーの
母親とマリーの秘密を、知っているのだ。マリーは同じ職場のダニエルと恋愛関係になる
が、これは幸せの始まりなのか、悲劇の始まりなのか、私にはわからない。ただこの2人
はこれからどうやって生きていくのかなあ、と思う。
短めの時間にいろんな出来事が凝縮されていて、おもしろかった。
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デンマークの海にほど近い小さな村で、少女マリー(ソニア・ズー)は両親と暮らしていた。
母(ソニア・リクター)は病気を抱えているが、父(ラース・ミケルセン)はそのことについて何
も教えてくれない。村の住人たちは何故か車椅子に乗る母を恐れており、マリーに対し
ても訝しむような目で見てくる。ある日マリーは職場でダニエル(ヤーコブ・オフテブロ)と
出会い、孤独な2人は惹かれ合っていった。その頃、マリーの体に異変が起こり始める。
ブラック・ファンタジーというのか、タイトルでネタバレしてしまっているような映画。舞台が
デンマークなのがいい。北欧の寒々しい風景の中で起きる悲劇。観ている方も手が冷た
くなってしまいそう。これがアメリカとかだったりしたら映画の雰囲気がまるで違ったものに
なるだろうなあ。
主人公のマリー役の人は美人ではないが、儚げな感じが役に合っている。母親はずっと
病気で車椅子生活。全くしゃべらない。村の医者が時々診察に訪れるが、病気の内容に
ついては触れない。父親もだ。そしてマリーの体にも異変は起きていた。胸の辺りにアザ
?のような発疹?のようなものができ、医者に診てもらうが、やはり病名は言われない。
「ひどくなっていないのなら大丈夫」とだけ。マリーに納得できる訳がない。
マリーは職場で嫌がらせをされる。マリーには理由はわからないが、村人たちはマリーの
母親とマリーの秘密を、知っているのだ。マリーは同じ職場のダニエルと恋愛関係になる
が、これは幸せの始まりなのか、悲劇の始まりなのか、私にはわからない。ただこの2人
はこれからどうやって生きていくのかなあ、と思う。
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