健康診断データ

保健所でのお仕事で感心することがあります。
『無料でも、こんなにも個人を心配してフォローするんだ～？！』
と。
実際は　税金が使われているのでしょうけれど、健康診断や集団健康指導の参加者で健康が危ぶまれる人には個人に連絡をしてフォローをしてくれます。
私がお仕事させていただいている保健所のダイエット教室でも教室での指導終了後、必ずカンファレンスがあり、参加者1人1人のパーソナリティー、効果確認、フォローの方法を確認をします。



肥満に加え、高血圧症、手足のシビレなどの症状を持った参加者の生活習慣、食事内容などを観察しながら、フォローの方法を担当者で考えました。
我々専門スタッフは　大変危険な健康状態だと心配し、一刻も早く的確な生活習慣改善を必要だと難しい顔をしながら、どうしようか？と悩ましいのですが、さてさて、当のご本人は　いかがなものか。


今日、知人から健康診断データの話を聞きました。
その時に気になった言葉・・・
「年のわりに数値が良い」
若くても、高齢でも、血液データは正常値内にあることが当たり前だが・・・。
若くても、高齢でも、食事・運動・生活習慣が、そのまま健康状態に反映する。
高齢になれば体型が変わる、姿勢が悪くなる、コレステロール値・中性脂肪値・血圧も上がって誰しもがメタボやロコモになることはない。

高齢になって、いつかは何かの病気になって終末が訪れるのだけど、知らないことで疾病予防を怠る（知らないとと、重症化して、そんなはずじゃなかった！？と驚いたり（メタボはサイレントキラー：いつ心臓、脳の血管の不都合が起きてもおかしくはないのだが、、）、苦しい期間が長くなる。（寿命-健康寿命=不健康な期間）　
知っていると見ていられない。
しかし生活習慣は　なかなか変えるのが難しいのかな・・・。
それも　人間だもの・・・かな～