元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

アナキラフィシーショック

2020-07-15 10:58:48 | 健康
コロナ禍の今、咳には敏感になる。

体操教室の途中、咳き込む人がいた。
ご本人も気を使い、その場を離れられた。

念のため・・・と、通常でも健康状態を把握して運動指導を行わなければならない。
「お風邪ですか?」と尋ねると・・・

生徒さん「病院に行ったんですけど、風邪ではないと。アレルギーではないか・・・季節的なことか・・・と言われました。」

私「何のアレルギーですか?」

生徒さん「何のアレルギーかは聞いていません。」

おい!おい!
私「何のアレルギーか、聞いておいてくださいね。アレルギーの酷い反応が出たら危ないですから。
何に反応するかをわかっておけば、それを取り除いて触れないようにするとか、予防ができますからね。」

曖昧だったので、強めに申し上げた。
アレルギーが疑われる場合はアレルゲンが何であるかを明確にしていただき、持病と同じく運動開始時の問診にて申告をお願いいたします。



*アナフィラキシーショック
外部からアレルゲンが体内に入ることで急激に引き起こされる全身性の強いアレルギー反応のためにショック状態(呼吸困難・意識障害)になること。

アレルギー反応テストによりショックを起こすリスクの高い原因物質が分かっている場合には、それを避けることが最も大切な予防策となる。

また、ショックを起こした後の処置は一刻を争うことから、リスクの高い人には自己注射用のアドレナリン(エピペン)が処方されるので、これを常に携帯する必要がある。

文部科学省では以前より学校でのアレルギー対策を進めてきたが、2012年12月、給食が原因でアナフィラキシーショックを起こし小学校児童が死亡したのを受け、ガイドラインを新たに作り直し、学校教職員がエピペンを使えるよう指導を徹底することとなった。




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