一人立ち

ＹＭＣＡ専門学校の授業・・・

今ある身体は　だれが作ったのでしょうね。

おぎゃ～！と人の形をして生まれてくるのも奇跡的です。
主人が生まれてきた娘を見て、初めて言った言葉は・・・
「ちゃんと足の指、５本あった～～！」
分娩台の上で聞いたので朦朧としていましたが、そう記憶しています。
五体満足の子供が授かり、健康に成長していく事は　当たり前のようではありますが、良く考えるとミラクルです。

授かった身体は健康であれば、２０歳ごろまでに成長を遂げます。
大きな病気をする人もいますが、健康であれば、若いころは　身体の不都合も感じず、人間の身体のミラクルを見返すことは　ほとんど無いかもしれません。

その後、身体は　老化の道を歩みます。
その道の整備の仕方、歩き方は　人それぞれ個性豊かになります。
その個性によって、人の身体も、そのように変化します。

若くて、まだ身体の力があるのに、それを出し切らず、姿勢を悪くしていては１０年先、２０年先は　どうなるんだろう？

今、一番美しい時に、一番美しい姿を保たなければ、どんどん退化が進みます。

エクササイズを教えるには　開始肢位に正しい姿勢から始める事が大切。

と、いうことで、今日は　初めから　やり直してみました。
みんな、赤ちゃんの頃、自然発生的に、本能によって、トレーニングをして、一人立ちできるようになりました。
これからは　自分の意思によってトレーニングが必要になります。

ネンネしかできない赤ちゃんは手足を上げてバタバタして腹筋を鍛える








身体を捻り、腹斜筋などを鍛え、寝返りに備える







寝返りができたら、身体を反らせて背筋を鍛える








腕の力で身体を反らせ、背骨をしなやかに。魚のようだった背骨に弯曲を作り、立つ事ができるＳ字カーブを作る








ハイハイをして、腹筋や背筋、足を動かし骨盤を支える腸腰筋を鍛える
その後、つかまり立ちを経て一人立ち