元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

セルフチェック&セルフケアで健康管理

2015-05-11 23:43:56 | 健康
爽やかな季節ですが、台風が近づいているようですね。
梅雨も近く、少し憂鬱な季節になりますね。
5月病って言葉もありますが、特に新入社員、新入生、春から環境に変化があった人たちは お元気かな~?
私が担当している大学バレーボール部も、たくさんの1年生が入部してきましたが、残念ながら故障者が多いです。
上級生に比べ体力レベル(筋力や柔軟性など)が低いことに加え、これまでの故障を引きずったまま入部してきたこと。それにもかかわらず、チームへのアピールに頑張りすぎていることが原因だと思います。

スポーツをする上でも、一般の方が日常生活を送る上でも、自分の体調をしっかり把握して活動することが大切です。
身体は 様々なシグナルを発しています。
姿勢、歩き方などにも変化があります。
痛みなどの症状は 最大のシグナルですが、こんなに大きな警告が出る前にも、シグナルは出ているのです。

例えば、ストレッチは 柔軟性を向上するエクササイズですが、正しくストレッチをすれば、関節や筋肉のコンディションがわかります。
正しいストレッチは 痛みが出て病院で診察する際に医師が行う整形外科テストと同じで、すごく役に立つものです。
ストレッチをすれば、その筋肉の柔らかさや、関節可動域がわかります。
数年ぶりにストレッチをする人は
「こんなに硬くなっているなんて!?!?」と驚く人も多くいらっしゃいますが、硬いだけでなく、関節の状態の悪化も刻々と進んでいます。
膝や腰の健康診断はありませんからね。 早期発見することは難しいのですが、ストレッチを日常的にしておくと、ロコモティブシンドロームの早期発見(セルフチェック)・早期治療(セルフケア)ができるのです。
メタボリックシンドローム予防は 体重、血圧などのセルフチェックで予測できますし、健康診断がありますからね。


先日、バレー部の1年生が故障のためリハビリでチームと離れてトレーニングをしていました。
5月いっぱいはリハビリをする見込みでした。
しかし、「プレーできます!プレーがしたいです!!」と言い張りました。
自分で納得ができないようでしたので、監督は 練習させてみるとの判断をしました。
その時点で私は 関節可動域=ストレッチの画像を撮り、証拠写真を残しました(笑)
予測通り、練習復帰後2日目で痛みが再発しました。
証拠写真と同じ画像を撮り、可動域の差を確認してもらいました。
そして、正しくセルフチェック&セルフケアを適切に行うことも約束しました。

以下の画像は 体操教室の生徒さんです。
もともと病院で仕事をしていた時の膝を手術した患者さんです。
出会ってから6年になりますが、上手にセルフチェック&セルフケアコンディショニングされています。

ぜひ、ストレッチをして、関節や筋肉の声を聴いてみてください。

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