福島県福島市在住@チエちゃんです
ここのところ、睡眠不足が続いている。
原因は、余震の恐怖でもなければ、原発事故の恐怖でもない。
犯人は、コイツだ。
ヒロシの飼い猫ボブ♂である。
毎朝5時になると、私の枕元へやって来ては、髪を触ったり、顔に鼻先を近づけフンフンとやったり、仕舞には冷たい肉球の前足を私の顔にピタッとつける。
しかし、不思議なことに決して爪を立てることはしない。
起きろというのだ。
もう、休みの日くらいゆっくり寝かせてよ。
私が目を覚まし、彼の頭をなでるとうれしそうに、頭を摺り寄せグルグルとのどを鳴らす。
冬の間は、ヒロシが標的であった。
或る時、あまりしつこいので、彼を投げ捨てたのだという。
それ以来、標的は私になった。
しかたなく私が起き出すと、彼はそのまま私の布団に丸まったり、階下に来てもコタツや猫ベッドで寝てしまう。
一体なんなのだ。
けれども、私は多少寝不足になろうとも、猫と暮らせる幸せをかみしめている。