チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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築地 精養軒

2015年02月07日 | チエの玉手箱
おじいちゃん一代記」を読み進めてるところですが、上京した祖父が2回転職した後に就職した先は、なんと「築地精養軒」だったことが判りました。
祖父は、精養軒で修行したコックだったのです。
そういえば、よく”せいようけん”、”せいようけん”と言っていた気がします。
「せいようけん」の何たるかを知らなかった(一度も訪れたことはないので、今も知らないことに変わりはありませんが)私はスルーしていたのだと思います。
それに、洋食屋さんだから「せいようけん」を「西洋軒」だとばかり思っていました。
ああ!何という思い違い!

父の話によれば、祖父が精養軒の次に就職した先で、「精養軒で働いていた」と言ったら給料が20倍にも跳ね上がったとのことです。
この話だけで、当時の精養軒のすごさが分かる気がします。

機会があったら、精養軒でオムライスを食べてみたいと思います。
もう一度、おじいちゃんのオムライスに出会えるかもしれないから・・・