チエちゃんの昭和めもりーず

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不動産相続登記!驚きの事実

2017年10月29日 | チエの玉手箱
先月、自分で不動産の相続登記ができたことを書きました。
そこでオドロキの事実が判明したのですが、トシ子叔母の葬儀などですっかりここに書くことを忘れておりました。

さてさて、・・・
不動産の相続登記をする場合、まず土地や建物の全部事項証明書(以前は登記簿謄本)を法務局から取ります。
窓口に行って申請することができるのですが、私は仕事を持っているため行けないのでネットで申請しました。
申請した件数は全部で18件。内訳は家屋が1件、土地が17件です。
しばらく待って、返ってきた申請システムの回答は、

 請求番号1の請求は却下されました。以下に理由を示します。
 請求された物件はありません。請求内容を確認の上、再度請求してください。


請求番号1は家屋です。

??? そんなバカな・・・ 家が登記されていないなんてことあるの?

あわてて、ネットを検索してみました。
すると、あるんです!
どうも、登記されていない建物はざらにあるみたいなんです。
昔は、借金をして家を建てるのではなく、現金払いが多かったらしく、この場合抵当権の設定などが必要ないことから未登記の家がかなりあったということなのです。
チエちゃんの家も昭和25年に建てた古い建物です。登記しなかったということが十分考えられます。

それで納得がいったことがありました。
土地の権利証は全部揃っていたのに、家屋の権利証は何処を探しても見つからなかったのです。
固定資産評価証明では建物の名義がまだ祖父のままだったので、登記の時やっかいだなと思っていたのですが、そもそも登記していなかったから父の名義に変更しなかったんだなと理解しました。

でも、固定資産税はしっかり課税されてる!役所もしたたかだ。

本当は分かった時点で登記しなければならないらしいのですが、なにしろ古い家なのでボロボロなのです。
母が亡くなれば、住む人も無くなるわけで・・・
家屋の登記はスルーしました!