チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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母の友人の葬儀に参列して想う

2021年03月10日 | チエの玉手箱
今週日曜日、私は母の代理として、母の友人の葬儀に参列しました。(もっとも、コロナ禍なので、焼香のみでものの5分と掛からなかった)
このところ、私は、お付き合いの中で慶事よりも弔事が増えたと感じています。
それは、親世代が高齢となり亡くなる方が増え、親自身が葬儀に参列できないのですから当然のことと言えます。さらに、本来なら家名を継いだ弟が出席すべきところ、そのまた代理で私が出席しているのですからね。

今回亡くなられた方は、が漬物工場で仕事をしていた時、長い間一緒に働き、大変お世話になった方でした。
母は痩せていて、腰が曲がりかけ、体力が無くて、重い漬物を運ぶことは重労働でした。そんな時、大柄で体力のあった彼女がいつも助けてくれたのだそうです。そして、彼女は性格もサバサバしていて、女同士揉め事の多い職場で一刀両断できるリーダー的存在でもあったのだそうです。
仕事を辞めてからは、気の合う仲間同士、お弁当を持ち寄ってお茶飲み会を開いていたのですが、ここ10年程は彼女が膝を痛めて外出することも無くなったので、母は常々、彼女はどうしているのか?と気に掛けていたのです。

母よりも年下の彼女が亡くなって、母はさぞや気落ちしているだろうか?
それとも、致し方のないことと諦観しているのだろうか?
私は昨日、彼女の葬儀の様子を伝えるため、母宛に手紙を書いた。

【エッセイ風に】