
異人さんに 連れられて 行っちゃった
横浜の 埠頭(はとば)から 船に乗って
異人さんに 連れられて 行っちゃった
今では 青い目になっちゃって
異人さんの お国に いるんだろう
赤い靴 見るたび 考える
異人さんに 逢うたび 考える

チエちゃんは、野口雨情作詞のこの童謡が、なぜか好きです。
詞の内容と、どこか物悲しいメロディが郷愁を誘うからでしょうか。
チエちゃんがまだ1~2歳の幼い頃、おばあちゃんはこの歌を子守歌代わりに、よく歌って聞かせたものでした。
すると、言葉の意味も解らないチエちゃんが、いつもメソメソと泣きました。
眠る前に、ただ むずかっただけなのかもしれませんが、
小さい子でもわかるんだねえ
と、おばあちゃんはひとり納得していました。
赤い靴を履いてた女の子は、アメリカ(なぜかそう思い込んでいる)に行って、
幸せになったんだろうか?
お母さんと離れ離れになって淋しくはないんだろうか?
そんな想いをめぐらすチエちゃんなのでした。

このブログに来てくださてって、懐かしいなあと感じた方は、どうぞコメントを残してください。
それが励みになって、またいろんなことが思い出せそうです。
と言う替え歌を、男の子たちが歌っていたのを思い出しました。←すみません不真面目で・・・
私もこの歌にはなんだか寂しさを感じます。
昔、ドラえもんにこの歌をテーマにした、お話があったのを覚えています。
大好きだった女の子と、おままごとをしているのをからかわれたのび太くんが、女の子との約束を破り、しかもその子の大事にしていた靴の片方を取ってしまいます。その罪悪感から遊びに行かなくなると、しばらくしてその子は外国に引っ越してしまいます。大きくなって荷物の整理をしていたら、その片方の赤い靴を見つけ、タイムマシンで過去に行き、女の子にあやまって、ちゃんとお別れをする。というようなお話だったと思います。(ちょっと記憶が曖昧ですが・・・)
赤い靴の替え歌があったことは、初めて知りました。
ドラえもんのこのお話は、見たことがあるような気がします。
タイムマシンで過去に戻り、あの時の失敗をやり直せたなら なあと思うことがいっぱいあるチエです。
ああいう甘酸っぱいような思い出をみんな一つくらいは持っているんでしょうね。
赤い靴の歌はそんな切ない思い出をよみがえらせます。
流行り歌と違って童謡には時代を超えた力がありますねえ。
いっつも最初の二行しか歌えなくて続きが気になってましたが、そんなこともすっかり忘れていました。
でも、今日で解決!!
せつない歌詞?
それとも幸せな歌詞?
童謡はおくが深いです。
でも、幸せな歌詞であってほしいと願わずにはいられない今日このごろ。
これからもよろしくお願いします。
素敵な作品、どんどん紹介してください。