
チエちゃん家には、数種類の実のなる木がありました。
裏山の畑には、桃(農協に出荷していた)、プラム、杏、 裏庭の池のそばにはグミ(後に、正式名「ゆすらうめ」と判明)、 村道を下りたサラシ川沿いの畑の一角には胡桃、 村道からチエちゃん家に登る門道(かどみち)には、渋柿の蜂屋柿、 土手には梅、甘柿、そして、イチジク。
どれもこれも、季節感を運んで、家族を楽しませてくれたものでした。
チエちゃんが、イチジクの漢字を知ったのは、何時のことだったでしょうか?
無花果 と書いて、いちじく。
花を付けないまま、いきなり実がなるのですから、なるほどと、ひどく感心したことを覚えています。
イチジクの実を割ると、中にはたくさんのおしべやめしべ状の突起があるので、実際にはこれが花であろうと気付くのですが、調べてみると確かに、イチジクは実ではなく、花托(かたく=花の咲くところ)が肥大したものとあります。
あおかったイチジクの実がだんだん大きくなり、十分に赤紫色を帯びてきたので、そろそろ食べ頃だから、明日には収穫しようとおばあちゃんが提案します。
翌日、楽しみにしてイチジクの木に来てみれば、すでにカラスかヒヨドリかに突かれ、イチジクは無残な姿になっているのでした。
鳥にしても、他の動物にしても、果実の最も熟れて美味しい時が人間より確実に分かるようで、このように先を越されることが度々あったように思います。
そこで、少し熟し、まだ青い色を残しているうちに収穫し、砂糖で飴色に煮付けたイチジクをいただいたものです。これが美味で、おばあちゃんの好物のひとつでした。
今日、食料品店でイチジクを見つけ、なつかしさに購入し食してみたのですが、あの頃のような甘さを感じませんでした。
子どもの頃に食べた味は、私の中で、より以上に甘く、おいしい記憶となっているようです。
裏山の畑には、桃(農協に出荷していた)、プラム、杏、 裏庭の池のそばにはグミ(後に、正式名「ゆすらうめ」と判明)、 村道を下りたサラシ川沿いの畑の一角には胡桃、 村道からチエちゃん家に登る門道(かどみち)には、渋柿の蜂屋柿、 土手には梅、甘柿、そして、イチジク。
どれもこれも、季節感を運んで、家族を楽しませてくれたものでした。
チエちゃんが、イチジクの漢字を知ったのは、何時のことだったでしょうか?
無花果 と書いて、いちじく。
花を付けないまま、いきなり実がなるのですから、なるほどと、ひどく感心したことを覚えています。
イチジクの実を割ると、中にはたくさんのおしべやめしべ状の突起があるので、実際にはこれが花であろうと気付くのですが、調べてみると確かに、イチジクは実ではなく、花托(かたく=花の咲くところ)が肥大したものとあります。
あおかったイチジクの実がだんだん大きくなり、十分に赤紫色を帯びてきたので、そろそろ食べ頃だから、明日には収穫しようとおばあちゃんが提案します。
翌日、楽しみにしてイチジクの木に来てみれば、すでにカラスかヒヨドリかに突かれ、イチジクは無残な姿になっているのでした。
鳥にしても、他の動物にしても、果実の最も熟れて美味しい時が人間より確実に分かるようで、このように先を越されることが度々あったように思います。
そこで、少し熟し、まだ青い色を残しているうちに収穫し、砂糖で飴色に煮付けたイチジクをいただいたものです。これが美味で、おばあちゃんの好物のひとつでした。
今日、食料品店でイチジクを見つけ、なつかしさに購入し食してみたのですが、あの頃のような甘さを感じませんでした。
子どもの頃に食べた味は、私の中で、より以上に甘く、おいしい記憶となっているようです。
社宅に移ったら誰かが植えたイチジクの木が有りました。
でも 実が熟す前に子供たちのオモチャになってましたので食べた事有りません。
投げて遊ぶのに子供の手に丁度イイ大きさだったんでしょうね。
イチジクの煮たの、私は苦手なんですよねえ。やはり熟したのを生で食べるのが一番です。
それより良く食べたのが「クワゴ(桑子)」ですね。
紫色になってよく食べていましたが農薬が使われるようになってから食べなくなりました。
チエちゃんちには、いろんな木があったんですね。
羨ましいです♪♪♪
ここに、引っ越す前の社宅には、無花果の木がありました。
知り合いのおばあちゃんが、いつもその時期になると、甘露煮を作ってくれました。
今は、その社宅も更地になり、宅地として売り出されています。
もちろん、無花果の木は跡形もなくなり・・・。
今では、懐かしい思い出です。
生のイチジクは先日、ご近所さんの生り物をいただきました。
でもやっぱり、甘露煮が好き。
なんてったって生はみんなが食べるけど
甘露煮は私しか食べませんもの。
うちのイチジクの木は、いつのまにか伐採されてました。
災害があって枯れたのかも知れません。
鳥は本当に「食べごろ」を知っていますよね?!
いつも、どっちが熟れ頃を食べる事が出来るか競争でした。
谷やんの思い出?!
私は、イチジクといえば、お腹の張った時にお世話になった記憶があります。
???
イチジク、私は苦手なんですが、
スパーで売ってるの見た時は驚きました。
昔はどこかのお家に生ってましたよね。
頂いて食べた所、凄く美味しかったです。
それから、スーパーで一度、買って食べたけど、まずいやら、おなかに当たるやら・・・。
我が家は、先日、あけびを頂きました。
甘くて、懐かしい味がしました~。
うちのブログに、あけびの画像も貼り付けてあります。
よかったら、目だけでも、食べにいらしてくださいね。(笑い)
多くの果物は品種改良によって甘くなり
昔の思い出の味がしなくなってしまいましたが
その中で無花果は昔のままという感じがします
それほど売れない果物だから品種改良されなかったのか
無花果自体が品種改良にむかない植物なのかはわかりませんが・・・
デザートやお菓子に甘いものがたくさんある今では
「美味しいと思わない」と感じるものになってしまったのかもしれませんよね
あれって、少しベタベタしたように思います。
投げて遊んで、大丈夫なのかな?
田舎では、敷地内に何かしら、実のなる木がありましたよね。
煮たいちじくは、女性好みのようです。
私も、子供の頃、くわごを食べましたよ。
口のまわり、舌をムラサキにして!