雨が降りました

たっぷりの雨に庭のバラの葉先まで水が行き渡り、葉の緑もいっそう濃く花を引き立て一年で一番美しい季節となりました。早朝にカメラマン氏と園芸家としての見せたいポイントと、写真家としての撮りたい花の話になり視点の違いに双方納得でした。私としてはクレマチスとバラの色のハーモニーや違いを見て頂きたいのに、形の不思議さのほうに興味があるようで話がかみ合わず「へー?」「そうなの?」の繰り返しとなります。撮影には曇り空で雨上がりの日が一番で、早く花びらが乾いてこないか待っているしか有りません。数年の間で初めて美しく咲いたバリエガタデボローニアや、ブラザーカドフィールのかわいさの説明も「イマイチ解んないなー。」「明日がきっと一番よ。」気温よ上がらないで、日差しよバラに優しく、風はそよ風にして。2007.5.31

着々と進行中

半年振りのバラの花園の出現に毎日早朝からカメラ片手に庭を巡っています。花壇の工事が遅れて、植え込みが出来ないので工事の人にいつ出来ると子供のように会うたび聞いています。そんな中、階段脇のポールズヒマラヤンムスクが上部から咲き始めました。後数日で花の滝のようになると思います。はかどらない工事よりも雨の前に寄せ植えや草取りを始めようと思います。一ヶ月前に植えたハンギンも根づいてきたし風さえ吹かなければ吊り下げる事が出来ると思います。
十年以上看板さえなく営業してきましたが昨日設置し、後はレンガ積が終わるだけです。雨が何時に降り始めるか気掛かりでしょうがありません。隣のAさんと道で5年前の互いの病気や、1月1日から飛び込み事故で当て逃げでフェンスを壊され警察を呼びあわただしい新年を迎えた話や、互いの回復を静かに喜び合う事が出来ました。長いのか短いのか5年。
28日からのオープンガーデンには普段通れない花壇の中もお見せいたします。ヒールでない靴とバラの枝を引っ掛けてしまうひらひらスカートを避けお越し下さい。駐車場は100M先の有料駐車場をご利用下さい。商品をお求めの方には駐車料として100円割引いたします。2007.5.25

オープンガーデン

春から計画していた花壇がもう少しで出来上がります。昨年から少しずつ整備を始めてやっと店の前のほうに取り掛かっています。数年前にはキウィーフルーツの棚があり毎年沢山実っていましたが、日陰になるのと大きな葉が落葉期に大変な事になるのと、ここ数年強風が吹く時期とバラの新芽の季節と重なり天気予報に一喜一憂してきたので諦め。それとついに草取りの体力の限界を知って、コンクリートを打つ事になってしまいました。4台しかない(バラの鉢を置く場所が無いので)駐車場も移動が完了すれば3台分は増え、店を建てた最初の使用台数に近づきます。なんだかんだと言い訳してますが結局自分コレクションのバラを植える場所が無くなったので整備しているだけかも知れません。


数年前から考えていたガーデン&ローズ新潟を結成してオープンガーデンを新潟市に広げて行く運びとなりました。長い間園芸講師業を勤め、お店を運営し色々なお客様と関わり、悩みを伺ってきました。せっかく育てた植物が盗難にあったり傷められたり、心無い来訪者に大好きな自分の庭をけなされたり、せっかく丹精込めた植物なのに枝をくれとか株分けしろとか無理難題を押し付けられても、心優しい花好きの皆様が「ノー。」
と言えない代わりにマナー集のパンフをまず作ろうと考えています。随分と不愉快な思いをして来た皆様の役に立ちたいと考えています。小さな森にも植物が傷むので通れなくして、通路の真ん中に花鉢を置いてあるのにまたいでせっかく咲き始めた花を踏みつけてしまう人が後を絶ちません。やっと育ったのにがっかりです。販売用でない庭まで入って掘り起こして売れと迫る、偽園芸好きの人も好きになれないのです。限られた販売時期の植物はお店に注文してくだされば入荷可能の物も沢山あります。病気療養中に随分考えておりましたが運営していくには体力が無く先延ばしになって今日まで来ました。今年のオープンガーデンを機会に発足としたいと思います。会員同士でまずお庭を公開しあうことから始めていきます。是非心優しい花好きの皆様ご参加下さい。2007.5.22

帰ってきました

久しぶりのバスツアーで国際バラとガーデニングショウを見てきました。駐車場から入り口まで遠く田舎人の私としてはそこが一番疲れました。誘導員の青年さんが私の杖を見つけて、階段の無い近道へ案内してもらいましたので娘と二人、ツアーで一緒の人たちとは別にすぐに入場できました。こんな時都会はすごい、バリアフリーは当たり前。地元県内テレビ局のイベントで目の前の通路を通してもらえずに会場を一周させられた事があり、意識の低さを痛感した事がありました。それはさておき会場は満員御礼。
気になったのは手作りハウス(物置?)や素敵なハンギングバスケットも多数出品されて、数年前と比べると器具を手作りした物のアイデアが素敵で、なるほどと感心させられる物が多くお店で開催している講習会の参考になりました。
次女にも会場で待ち合わせ一週遅れの母の日のプレゼントももらい、長女からのプレゼントのバスツアーを満喫してきました。
お店の新しいアーチに這わせる為につるのジュリアと外に二本買い、帰りのバスで娘と想像してアーチに咲き誇るジュリアを夢見て家に帰ってきました。

シーズン到来

いよいよバラのシーズンが新潟にもやってきそうです。最近蕾がしっかり大きくなりはじめ、寒かったり暑かったりで結局例年どうりの五月の下旬に満開になりそうです。昨日のような強風と突然の高温夏日が無ければ近年の中で一番蕾が多く庭植えの物も大きく育ち見ごたえが有ると思います。強風に備えてお店の弁天線側の整備も準備していますが天候は運任せです。花便りは熊本のMさんやグラミスさんからも素敵なメール届いております。
16日に東京の国際バラとガーデニングショウに行く予定でしたがツアーの人数が集まらずに中止になったために19日に行く事になりました。お店は社長のみで細かなバラの品種の質問や相談は出来ませんのでご迷惑をおかけいたしますがご了承下さい。新潟のフラワーショウ開催の裏方をしてきたので、絶対フラワーショウ見学は初日なのに残念です。五年前にスタッフと見に行って後に入院したので久しぶりです。東京は何度か用事で行きましたが、歩行困難になったときに左足の親指の爪が巻き爪となり痛みで長時間歩けなかったのですがつい先日最後の部分がポロリと抜け落ちたので親指の爪は一応完治しました。小さな森では28日よりオープンガーデンを開催いたします。駐車場が少ないためお友達と乗り合わせてご来店下さい。2007.5.14

すごい風が吹きました

毎年バラの蕾が膨らんでいるこの時期に、小さな森には強風が吹きます。今年は蕾は無事でしたか葉っぱとシュートが...。強風、大雨がこれから来ない事を祈っています。

ニームオイル3回目

2日前に雨が降りその後暑くなったら病気が一気に出る...と思っていたら、昨日今日と肌寒く助かりました。今日の最高気温は17度バラにとっては一番過ごしやすい気温です。気温が上がらないのなら朝の内にとニームオイルを散布。（夏場は水やリもあるので夕方散布します）イングリッシュローズは今のところほとんど病気も虫もゼロです。HTの隣にあったエブリンが少し黒点病になっていましたが落ち着いてきました。同じく隣にいたチャールズ・ダーウィンとジ・インジーニアス・ミスター・フェアチャイルドには全く移っていないようです。本当にEN.Rは病気に強いですね。

ハマナスの花が咲きました

　今朝起きて外にでると１輪ハマナスの花が咲いていました!!午後からは雨が降ってしまいましたが、気温も下がり沢山の蕾をつけるバラにとっては一番の天気ではないでしょうか。ホースも長くなり水をしっかりもらえたのか黒点病は落ち着きました。

　写真はキングサリ。離して植えたはずのカロライナジャスミンと隣り合わせに咲いています。これからライラック、藤、クレマチスなどが咲きそうなので毎日起きるのが楽しみです。

ホースを長くしました(ニームオイルの散布2回目）

　お気に入りのグリーンのしっかりしたホース。踏まれたり折れたりして穴が開いた時に切って使っていたのですがかなり短くなっていました。気が付くと水が足りていないところでハダニが発生...。葉が柔らかそうな所にだけ付いていました。殺虫殺菌剤を散布して5日、生暖かい風が今日も吹いています。これ以上広がらないようにニームを散布したのですがもう少し間隔を狭くして与えた方がいいの？1週間に1回って書いてあったけど...。
　今日ホームセンターでホースのジョイントを買って長くしました。早速夕方とどかなかった所に水撒き。今まで根を張らせるために夕方1回の水やリでしたがこれから朝夕2回になりそうです。これから新潟は一気に暑くなります。まだ殺菌剤を散布していないようでしたら今の時期に一度散布しておくことをオススメシマス。



　

好みが変わった？

バラの蕾がはっきり見えてきて、毎朝起きるのが楽しみになってきました。リンゴやレクチェ(新潟特産洋ナシ）花も咲き出し、ゆっくりやって来た春もやっと例年どうりになってきました。寒風で痛んだ植物も若葉で覆われ美しい季節となり、雑草も日に日に元気に育ち毎日時間を見つけては雑草取りに励んでいます。気温が上がってビオラやパンジーが伸びだす前に植え込みを作って、庭の隅で養生しながら様子を見ています。今年は思いっきり元気良く見える色の組み合わせを作っています。そろそろ渋い物から派手な組み合わせが素敵に見える年齢と自分で気が付いて可笑しくなってしまいました。若い頃不思議だった事が気が付けば自分もしています。絶対ピンクのバラが好きだったのに、これからもしかして赤いバラが好きになるかもしれません。2007.5.1