二月入荷のタグ書き始めました。12月分よりは少ないので書き始めれば終わります。小学生の宿題みたいなものと思えば、まだ10日は有るといつものんびり。
作業中に品種迷子が一番迷惑をおかけしてしまう事です。無駄な作業をとことん無くしても、これだけは続けています。
サミーも寒いのでバスケットに入ったまま居眠りです。
二月入荷のタグ書き始めました。12月分よりは少ないので書き始めれば終わります。小学生の宿題みたいなものと思えば、まだ10日は有るといつものんびり。
作業中に品種迷子が一番迷惑をおかけしてしまう事です。無駄な作業をとことん無くしても、これだけは続けています。
サミーも寒いのでバスケットに入ったまま居眠りです。
英国の旅の思い出を掘り返しているうちに、一番寒い一月が終わります。
毎年のことで退屈しないで、二月に続けば、苗の発送が始まり春がやってきます。
買い物に行くにも雪で足を取られ通路で先日ひっくり返ってしまいました。どうして。と考えるまもなく空が見えました。起き上がるのも一苦労。散歩の途中で夫も日陰の凍り道でひっくり返ったけれど、サミーは呼だら戻ってきたようで大事に至りませんでした。バランス感覚も悪くなり注意しても防ぎきれなくなっています。
二月中旬にはERの輸入苗が入荷しますので、明日から出荷準備を始めます。休暇が終わり春の剪定や肥料やり、草取りと外での仕事が始まります。
デビット・オースチン社のカタログの庭に皆で立ち、ついに最終目的地に到着したことに満足。
最新品種が咲く庭で記念撮影。
新しくショップがオープンしたようでした。
コンパクトなのにバラが一杯。農場にサンプルガーデンを作りたいと本気で考え始めました。
私たちは英国を訪れることが出来たけれど、一週間の滞在や準備、飛行機での移動が出来ない方も大勢、いつかきっと、一人で心の中でつぶやいて、ゆかりさんと目で決心を確認しあいました。
↑ロンドンアイから
楽しかった旅もついに最後の夜、記念に運だめし。ロンドンアイに予約なしで乗れたら最高旅の締めくくり。
↑帰ってきました!おみやげを撮影し旅は終了です。次の冬眠では又別のお話を・・・。
楽しかった旅も今日が最後、明日は帰るための移動になります。最終日ですからそれぞれ自由に過ごしますが、私たちはデビットオースチン社のサンプルガーデンへ向かいます。
カタログで紹介されている景色に出会いに行きます。地図で見ると距離が解りませんが、日帰りぎりぎりの距離。畑の中の道を大型バスで走るわけですから境界の垣根に大型車体がこすれるような所も走り、目的地まで。
公園から戻り朝食。今日は美術館とお買い物。テートブリテン、コトルード、コンランショップ。
ドガやモネ、ゴッホ美術教科書でお馴染みの絵に次々と本物に出合えました。
皆さん結構なれてきた頃なので、お昼はそれぞれが自由食予定。英国の地下鉄に乗りテートブリテンまで添乗員さんと乗り継ぎながら移動。チャーターバスとは違う楽しさ。
タクシーも自分たちで拾い、怪しい言葉と地図を頼りに移動。 良心的なタクシードライバーさんが最短コースを選んでくれたおかげで短時間で移動ができました。
お昼はピザ。英国で美味しかったと思えたイタリア料理、英国の若者で一杯。美味しいオリーブは少し塩辛かったけど、ロースとポテトに飽きた体に元気が戻ってきました。ピザを運んできたウェイトレスのお姉様に思わず、満面の笑みを皆で送りました。
↑テートブリテン
↑コートルード・ギャラリーの中庭。フラットの石畳に時間によって変化する噴水。子供も大人も大はしゃぎでした。
↑こんな感じの店が小さな森の通り沿いに有ったら素敵なのに!
↑どこで撮ったのかは忘れましたがとにかく素敵な柵でした
↑順番がバラバラです・・・違う日に撮影したものも混じっています。
テートブリテンからテムズ川沿いを歩き、ウェストミンスター寺院、ビックベンを横目にコートルードギャラリーへ最後に行ってホテルに戻ったような???とにかく歩きました。
住宅街だったのかとっても静か。日曜日でしまっているお店の方が多い。唯一通り道で見つけたお店でリンゴやパンを購入。
早朝ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらい、リージェンツパークに少人数で向かいました。公園は日の出から夕暮れまで門が開いています。
鋳物製の重厚な門の前でたたずみながら、クィーンメアリーローズガーデンにすでに心は飛んでいます。ゆっくりと公園の朝を楽しむというより、先へ先へと心が向かいます。
ラブリーモーニング
ぴったりの晴天の朝。
2001年の旅の目的地の一つシシングハースト城。門の前にバスから降り立っただけで、満足感で一杯。
↑バスから降りてチケットをもらう前にこの芝生の上でクローバーを探した気がします。完璧な芝刈りなので生えている草はとっても小さいです。
↑チケットを切って入ったところ
↑素敵な鉢
ほとんどが花壇に植わっていて、鉢はポイントで使われていました。直径50センチ~100センチのテラコッタが多く、プラスチックの鉢は見ませんでした。
↑ボーダーガーデン
↑ツルアジサイ
↑バラ、宿根草すべてが完璧!!6月23日に訪れることができて本当によかったです!茶色くなっているバラが一つも無く、本当にきれいな状態で見ることができました。
一つ一つの植物も新潟で見るよりも大きく驚きの連続。園芸店に売っている5,6号鉢鉢に植えてあるデルフィニュームは大きくても高さ60センチが当たり前でした。イギリスで見たディルフィニュームは140~170センチくらい?で背丈よりも大きい!ルピナスも花穂の長さが今まで見ていた長さの2,3倍、バラの花も大輪というよりは巨大輪という感じ。手入れのすばらしさと地植えのすごさを思い知りました。
塔の上から撮った写真と、ホワイトガーデンのパーゴラにかかった白いバラの写真が???スライドの写真だったのかもしれません。見つけたらupします。
ロンドンに戻り最初のホテルに連泊で少し皆さんが元気になってきたので、リーズ城に向かいます。新潟から埼玉までのバスツアーくらいの距離の感覚です。
バスの車窓からの景色も町並み自体が歴史的建造物が並んでいます。居眠りなどしている暇もありません。カメラのシャッタースピードを最高に上げ、記憶に留めようと進行方向を見つめていました。公園には日向ぼっこする人々がのんびり過ごしていました。英国にしては晴天に恵まれ、出発直前説明の時、ヨーロッパは寒く添乗員さんが一週間前に行かれたドイツとはまったく違い上着は不要で夏至の一日が長く午後十時まで明るく遊びには最適シーズンでした。
↑内装も本当に素敵でした。まさに本物!!花瓶もすばらしく、飾ってあった花はディルフィニュームやスプレーマム、菊はグリーンや白、オレンジ沢山の種類がありました。
↑左側の屋根がお土産屋さん
レモンカードやブラックカラントのジャムを買いました。
ランチを頂いて午後からはナショナルギャラリーへ。
旅に出るときはアルコール抜きの場合が多いのですが、せっかくなので一杯だけと飲んだけれど気温が25度以上という6月にしては暑いのにビールがぬるい。日本の常識は何なんなの。わたしたちが泊まれるクラスだとレストランのサービスも清潔感も日本が一番。やつれた胃袋が喜ぶのではないか、英国で中国料理はホテルのランチよりおいしいのではと、少しだけの期待を見事に裏切り、口に出せないので日常の幸せを皆心の中で感じていたようです。
ナショナルギャラリーは憧れでした。美術品の鑑賞は心の栄養だと思っていたので、見上げる程の木製ドアの前でため息。行きの飛行機のポケットに入っていたレンブラントの特別展示があったのでとても混み合っていました。
新潟だと東京まで出張の時に必ず美術館の展示情報をチェックしていたので一同に見れるのはとても幸せでした。
↑バスの中から カフェなどの素敵な建物も良いですが、八百屋さんやスーパーも魅力的!入ってみたかったです。
ナショナルギャラリーの画像が行方不明・・・。館内は撮影禁止だし外観も撮らなかったのかしら???ゆっくり書きながら記憶をたどっていますが、ゆっくり書き過ぎたのかどうだったっけ?と自問自答。
ナショナルギャラリーへ行った後バッキンガム宮殿へ。とにかく広い!
王立キューガーデンはとても広く駐車場からゆっくり植え込みを見ながらメインの温室を目指します。
ツアーのときはいつも目立つ旗代わりの上着やワンピースで迷子のお客様を出さないようにしながら、最後尾で写真を撮りながら添乗員さんのサポートに勤めます。人数が増えればそれだけ興味の植物も心打つ風景も違い、迷子さんをだしてしまいやすくなります。
英国ツアーまでに日帰り、一泊、お店のスタッフと韓国で自分たちで乗り継ぐシンガポールへの旅と練習を重ねています。自分たちで見たい所を旅するという、個人旅行の良さと、ツアー旅行の良さの好いとこ取りがしたいという贅沢感。
ホテルはバースのフォースグランドバーススパホテルでした。フロントから年代物の絵画が宿泊客を出迎えるような団体でというより、ゆったり個人旅を楽しむためのホテルでした。
夕食のために皆さんワンピースに着替えて大広間で頂きました。英国式なのか、狂牛病の最後のころだったせいか豚のハムがメインでニシンの酢漬けや焼きトマトやメロンがでたようなディナーでした。
翌朝は前庭に出て散歩、ソーダーブレッドに英国を感じたのは私だけかな。
チェックアウト後ロンドンに戻り、キューガーデンの見学です。
↑泊まったホテル
早く起きて散策です
ここでも大きな木がいっぱい!
↑普通にグランドカバーとしてデージーが咲いていました。芝生もどこへ行っても綺麗です。新潟ではイネ科の植物が沢山草として生えるので管理に手間がかかります。
リスが走っていたり、餌を食べていました!
このころ使っていたカメラは1眼レフカメラ。携帯やデジカメのこの10年の進歩は本当に凄いです。有ったら毎回料理を撮影していました。
コッツウォールズ地方の景色は夢の中のようでした。橋の上からマスの泳ぐ姿がはっきり見え水草や空が写りりこみゆっくり流れを楽しんでいたい気持ちになりました。
ガーデンとガーデンを見学しながらの車窓から見える景色も思わず写真を撮りたくなりました。家畜が放牧されていたり、見渡す限りグリンピース畑や麦畑、新潟とは比べ物にならない一つの畑の広さ。すべての景色が人工物も沢山あるのにナチュラルなんです。日本の観光地ならケバケバしたお土産の看板と建物が溢れせっかくの景観を壊しています。
建物や道具、暮らしていく色彩に対する考えが大きく変わりました。
ポタジェで有名なバーンズリーハウスも見せていただきました。ローズマリーさんは亡くなり、ご子息氏に庭の案内をして頂きました。
またネガフィルムが見つからず・・・。もっと素敵な写真がいっぱいあったと思ったのですが残念。
オックスフォードを後にして次はヒドコートマナーハウスへ。
ナショナルトラスト管理のお庭です。ロングウォークの芝庭、雑誌で紹介されていた場所でうっとり。庭をいくつものテーマで仕切り飽きさせません。
自然風なのに人の手で刈り込んだ樹木の美しさと草花の調和。小さなスペースも手を抜かずに植栽されています。植物収集に終わらない庭としての美しさ、ため息が出ました。手入れが行き届くという事はこういうことなのだと思いました。
移動はチャーターバスで次のオクスフォードへ。その前にランチをいただきました。ニンジン、サヤインゲン、コーン茹でた物ローストポテト、メインは記憶にございませんという簡素なもの。日本の主婦は偉い。家庭料理も日本食から幅広く調味料を揃えるだけでも大変。ローストポテトもオイルをかけてと言うより肉と一緒にオーブンに入れ一緒に調理した感じでした。美味しい物は日本にあります。
オクスフォードは博物館のようなたたずまいで、当時人気が出始めていたハリーポッターの食堂は使用中で見学できませんでした。有名な巨大な蔦も長い年月を生き抜いた姿でした。
↑乗ったバス
↑バスの窓から
↑雨どいより太い!!
↑覚えていないランチは???初日のディナーはポークでした。狂牛病がニュースになっていたころで牛肉は出てきませんでした。
↑クライストチャーチ
いろいろ植わっていました。新潟では密植すると蒸れますし、株が古くなるとやはり蒸れたり寒さで枯れたり。環境の違いを思い知りました。
↑町並み 電線が無いって素敵!!
写真を見ながらグーグルアースで位置確認。写真を眺めながら旅行気分です。
時差で全員ほわーとしたまま英国の庭一番目はザ・ガーデン・オブローズ。
イベントの翌日だったらしく人影も無く、静かに整備が行われていました。広い芝庭や建物全体を覆うほどに育ったバラ。雪国では無理に決まっている育て方に、ここは旅に来た英国を実感しました。ほとんどがオールドローズで大株に育っています。パーゴラの柱はレンガを積み重ね横棒は木製で長期間の使用に耐える材料を使用していました。
連続して使うことでバラのトンネルになります。
とにかく広い!!木も大きくて見たことの無いサイズの木が普通に生えていました。バラ以外のほかの宿根草も沢山!アイリスと、クレマチスが以外に多かったです。