晴れたので早めに畑に行きました。
雪前の晴れ日は貴重です。
少しでも苗を植え付けたい。
草取りに使う時間を減らせばバラの手入れが出来る様になる。
そんな当たり前の事に気が付き、防草シートを敷き詰めています。
今回西から東に敷く予定で花壇脇スタート地点の整地を始めました。
しかし最強のヤブガラシの根が宿根タイプの草花やバラの根の下に伸び、3年経ち除草剤も効果無く今回縁石の手直しを始めたついでに丁寧に抜くことにしました。
しつこく厄介な草どんな経緯で広がったのかしら。
こんなのに時間を奪われたら日本全国貧乏になるわよねーー。
「頑張る気力も奪うのよ。」
夫スコップでコツコツ掘り起こしては取り除き、私は時間を掛け鎌で植物の根周りを抜いてます。
ハウスの東側脇は最初に家庭菜園を始めかなり丁寧に根の掘り取りをした場所です。
残土を捨てたようで小石だらけでした。
ヤブガラシの種は実りにくい、細い糸のような根が数年かけてロープの太さに育ちます。
その後花が咲き始めます。
花が咲く株の根は指の太さ有ります。
畑では定番のイネ科の草、タネツケバナやホトケノザとハコベその他季節ごとに色々です。
大きな分かりやすい実の付く洋種ヤマゴボウは最初の頃徹底的に根を掘り抜いて来たので見掛け無くなりました。
毛糸程度の細い物も徹底的に根を拾い、抜けば3年は綺麗のはず。
頑張ります。
モグラにトンネル工事させないために境界にヒガンバナの球根を一列植えて見ます。
その後にジギタリス、バムスチョイス
モグラ穴をネズミが利用するので終わりの無い戦いに思えます。
何時も真中通路から北側畑方向を見てますが、反対から見ると違う世界が広がってました。
お昼を食べている間にポツポツ雨から雨脚が強くなり外仕事はお終い。
全部お名前知ってる方素敵。
上からER ポート・サンライト、次の2枚ERウエッジウッド・ローズ
最後の2枚はER エリザベス
イベントのコンテストで小庭の設営を数時間でする。
其れから見たら時間を掛け手直ししながら追加の植物を植え付けます。
見慣れた草花達を絵具代わりにレイアウトして行く。
知らない植物だけだとご覧になる方は疲れるらしいです。
楽しくて毎日飽きません。
仕事で無く、大好きな庭遊びです。
庭のお陰で元気に成りました。
毎年違う植物と手持ちを組み合わせて行きます。
ER マサコ
蕾の時から適度な水分量が大きく変化しないと花形の変形は少なく成ります。
蕾に触ってはいけません。
鉢植え等で上手く開かない方水やりの工夫で美しい花に出会えます。
根元の土を満遍なく湿らせ乾いたら与える。
薔薇に罪は無い。
水やりは奥が深いです。人がどんな工夫が出来るかでしょうか。
小さな蕾が沢山の花びらを大きく広げ咲く、たっぷりの水が必要なのに水はけが悪く何時も濡れていると駄目。
加減が難しい。
だから楽しい。
品種本来の花を咲かせる。
そのための工夫。
今は栽培されて居ない貴重なイングリッシュローズのスタンダード仕立ての根の周りをぐるりとモグラ穴。ヤブガラシの根も下を走ってました。
畑は農地なので制限も沢山有ります。
道路から見える場所は全て家庭菜園に使い、一部でバラ栽培と見本になる植え込みです。
元々植木の栽培圃場1200坪が放置され伸びたい放題の耕作放棄地、不要な高木は切り中低木を植えて景色を作って居ます。
全体が3000坪を用水路の境界で相続の時狭い方を選びました。
身の丈に合う小さな物を選ぶと幸せになる、そう思ってました。
米農家ならこんな狭い敷地で暮らせません。
大阪のデビット・オースチン社のバラのサンプルガーデン程度の広さが有ります。私が毎日手入れしている場所も300坪程度です。
バラの一番花の季節は田植えが終わって居る時期なので農家さんに迷惑を掛けないで済みます。
農地はプロ農家さん優先です。
多くの時間を植物に関わり暮らして来ました。
草取り修行5年で目途が付き、完全移転し土壌改良のために堆肥を入れても惜しくないよう家庭菜園してます。家庭菜園は土育ての一環です。
個人の庭なので長い間のお客様に楽しんで頂きたい。
私は植物選びと種蒔きからの苗育てで十分楽しんでます。
12月1日天気予報に雪マークです。
本日も最後までお付き合い頂き有難うございます。