プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

●とらふぐと柳川旅情

2005-12-26 14:37:12 | 日記・エッセイ・コラム

 Epsn0013 未曾有の大雪に見舞われ、連日の除雪作業から逃げ出した。気象条件が不安定で空の便を何度も変更したが、2泊3日の福岡・柳川の旅行は気分転換には最高だった。空路、小松から福岡空港に飛び博多へ。今が旬の「活きとらふぐ」のフルコースは、ご当地ならではの絶品だった。

Epsn0005 柳川へ向かう途中、太宰府天満宮に立ち寄った。途中からあいにく雨が降り出したが、学問の神様のご利益を願う受験生の姿が目立った。焼きたての梅が枝餅を人目を気にせず頬ばりながら歩けるのも旅ならではの風情だった。Epsn0020

柳川は、立花藩12万石の城下町。縦横に張り巡らされた掘割が美しい水郷の街。どんこ船での船下りは、旅情をいやがうえにもかきたてる。北原白秋の生家や松涛園等、見所も多く、寒さを忘れて歩き回ったせいか、名物”うなぎのセイロ蒸し”の温かさが五臓六腑にしみわたった。何よりも掘割と周囲の佇まいが調和のとれた景観を呈し、癒しの旅になった。