第4回弘前・白神アップルマラソン大会は、白神山地が世界遺産に登録されたのを記念してスタートしたので、歴史はまだ浅いが、青森県唯一のフルマラソンとあって人気が高い。2006年10月1日、弘前公園横を発着地点として午前9時にフル約700名、20分後にハーフ約480名がスタート。その後、5・3・10キロの部が順々にスタートする方式で、総勢2800人を超える本格的な大会だ。
特筆すべきは、県外からの参加者の多さ。フルエントリー者707名の3割以上の259名が県外からだから、その人気の高さが分かろうと言うもの。私達夫婦も例外にもれず、アフターレースの観光を兼ねての参加だった。津軽の秀峰「岩木山」を望み、岩木川に囲まれたコースで、途中アップル・ロードを走るなどりんごの里を実感出来る。沿道の声援は多くないが、りんご園での農作業の手を止めて拍手と笑顔を送ってくれる人達に元気付けられる。
コース・レイアウトは案内書ほどやさしくはなく、2キロ過ぎからじわじわと上りにかかる。10キロ過ぎからは、折り返し地点まで約11キロで80メートルの高低差だが、起伏がある分、復路で膝に負担がかかる。10月の青森は金沢より涼しいと思っていたが、暑くて紫外線が強いので要注意だ。今回は、自分なりに万全の準備をしたつもりだったが、25キロ付近から足の付け根が痛み出し、歩いたり走ったりの繰り返しで、30キロ通過時、ストレッチで小休止。再び走り出したのだが痛みがひどくなり、32キロ過ぎで完走を断念した。またもや後半の走りに課題を残した。ハーフに出場した妻は、2時間21分8秒で、目標タイムに届かずこれまた不満顔。夕食は、1ヶ月振りに禁を破ってのやけ酒反省会になってしまった。それにしても、今回の旅行中、色々なことに遭遇し考えさせられた。続きは、明日。