サッカーの女子ワールドカップで日本代表チームが優勝した。サッカーでは、男女・年齢別を問わず、初の世界一の快挙だ。束の間であれ、大震災以降の重苦しい思いを忘れさせてくれた。
女子の団体スポーツ競技では、古くは、東京オリンピックで、回転レシーブでボールを拾いまくり、「東洋の魔女」と賞賛されたバレーボールが思い出される。ついで、ソフトボール・チームが、北京五輪で金メダルを獲得しているので、サッカーは三番目の世界一になる。
さて、団体競技では、外国勢との体力差をチームワークと根性で克服するのが、日本の特徴とされてきた。が、サッカーでは、技術とスピードが加わり、従来とは違った一面を見せた気がする。それは、相手チームを上回るボール支配率が証明しており、最後まで走り負けなかった。
全てのスポーツ競技の基本は、走ることにある。走ることは一人で出来るし、特別な施設も必要ない。日々、ランニングで足腰を鍛えることで、団体スポーツにおいても、活躍出来る。テレビ観戦も良いが、ランニングを日常化することで違った楽しみ方が出来ると思う。