石原都知事が、「尖閣諸島を東京都が買い取る」と言明したニュースを痛快な思いで聞いた。現在、代理人間で交渉中で、議会審議を経て年内に取得する意向だとか。
竹島のように、韓国が実効支配している現状では、領土問題は進展しない。が、個人所有の尖閣諸島の地権を東京都が購入すれば、強烈なインパクトになる。しかも、ワシントンの講演で発表した意義も大きい。
かつて、故大平首相がヘリポートを建設しようとした経緯からしても、領土問題は、政府が為すべきことだと思うが、中国が今後、どういった反応を示すか注目に値する。原発再稼働の是非や消費税アップ等々、閉塞感が漂う中で具体的な行動をとることに敬意を払いたい。
なお,次回は4月29日更新予定。