今朝、走友から届いた「ロンドンから無事帰国」のメールを読んでいたら、蒸し暑さを忘れた。
7月11日に日本を発ち、2カ月近くをロンドンを拠点に、オリンピック観戦やフランス旅行等々を謳歌する優雅な暮らしぶりが行間に滲んでいた。
世界のトップ・アスリートが競うのをテレビ中継ではなく、生で観戦する迫力と感動は想像しただけでも鳥肌が立ちそうだ。彼は、オリンピック協賛行事の10㎞ロードレースに出ると張り切っていたのに、「体調不良で欠場」したのは惜しかった。
さて、持家管理と通院の為に、長期不在を控えるしかない我が身にとって、彼が、遠く離れて住む孫と一緒に時を過ごしたことを何よりも羨ましく感じた。
終の棲家を処分して、アパート暮らしをと考えたりするのだが、踏ん切りがつかない。私の断捨離も本物ではないと、「方丈記」を読み返し、反省することしきりだった。