プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★うたかたの夢

2014-03-30 14:16:37 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は、朝から雨。晴天続きだと、ときには雨が降ってほしいと思うのだが、一旦、雨が降ると、早く晴れて欲しいと願うのだから身勝手なものだ。

 昨日の午後、自宅から兼六園まで約5㎞程の距離をディパックを背に、超スロージョグで城下町特有の曲がりくねった裏道を寄り道しながら、寺町から犀川河畔へと向かった。

034033犀川に架かる桜橋の袂にある通称「W坂」は、私の好きなスポットの一つで、坂上の脇道を入ると、小さな公園があり、展望が開ける。

002小休憩した後、石段を下りて対岸の室生犀星碑へ。早咲きの桜と椿の花が青空に映えるのどかな景観にしばし見入った。
013_2桜橋から本多町を抜けて、兼六園へ向かう途中、10年間、勤務した職場横の急坂を走って上ったら息切れし、坂の途中で小休止。

016025兼六園の梅林は、観光客で混雑しており、早々に退散した。県立美術館の裏手にある急な石段を降りると、中村美術館前の梅林が見頃を迎えていた。

 雨が小降りになったら映画でも観に行こうかと考えていたら、妻から「予定より早く用事が終わったので帰る」旨の電話が入った。私の自由時間は、「うたかたの恋」ならぬ「うたかたの夢」は、はかなく終わった。