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時悠人chosan流処世術

★衆院選と箱根駅伝

2014-12-15 10:58:34 | 日記・エッセイ・コラム
 戦後最低の投票率となった衆院選。結果は、安倍総理の狙い通りに与党の圧勝に終わったが、ふと、箱根駅伝の「シード校vs学連選抜」の対決が思い浮かんだ。

 主催者が開催予定を繰り上げ実施すれば、予選会を経ずにメンバー編成する学連選抜と誰が何区を走るかを決めるだけのシード校では、勝負は見えている。

 かつて、「有権者が家で寝ていてくれたら」と言った総理がいたが、民主主義は、所詮、数の論理であって理想形では無く、組織力がものを言う。

 選挙に無関心でいられても、政治と生活は無関係ではない。「たかが一票、されど一票」で、棄権した有権者が、「誰がなっても何も変わらない」と思っているならば、民主主義を否定するのと同質で猛省すべきだ。

 最高裁が、「違憲、もしくは、違憲状態」と判断した「一票の格差」問題。
有効投票数をベースに計算し直したら、どういった数字になるのか興味深い。いずれにせよ、最低限、今回の選挙を棄権した人には、社会がどのようになろうと文句を言う資格は無い。