プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★第11回塩尻ロードレース(後編)

2019-10-02 08:00:29 | スポーツ
 レース当日、降水確率60%の予報が見事に外れ、青空が広がったが、身体が重く、レース前のウオーミングアップをする気になれず、ストレッチを入念にして列の後方に並んだ。

 スタートしても、体が思うように動かず、1km地点で既に最終集団に位置していた。その後、陽射しが強くなり、気温の上昇と共に暑さとの戦いを強いられ、3カ所ある給水所で頭から水をかぶった。

 7㎞の関門(1時間)を辛うじて30秒前に通過したが、後続ランナーが足きりにあい、私が最終ランナーになってしまった。沿道の絶え間ない声援に後押しされて、陸上競技場に入ると、「ゼッケン1049番をつけた最終ランナーが間もなく、ゴールします。温かい拍手でお迎えください」と、場内アナウンスが流れた。

 スタンドの声援に手を挙げて応えながらゴールすると、見知らぬ男性から、「5㎞までペースメーカーをやって貰って有難う」と、握手を求められ、勝者の気分を味わったかのようだった。