第4話
『私を罪に陥れた奴ら』
15年前の事件当日。
芽衣子がお土産に買って来たチョコレートケーキ。
甥と義兄が食べた途端苦しみ始め倒れてしまう。
それを見て母が錯乱。
騒ぎを聞き芽衣子駆けつけた時には、
もう2人は息絶えていた。
そして芽衣子は逮捕。
母は冷たい視線を芽衣子に送り・・・
やってないと言い続けても聞き入れてもらえず、
裁判でも覚えのない不利な証言ばかりされ、
結局は有罪になってしまう。
万里は三輪の忘れた帽子を受け取りに行き、
ついでに芽衣子のことを聞く。
「かわいそうなことをした。」
と三輪が言っていたと聞いた。
次のターゲットはIT会社社長の金谷。
金谷の彼女である遥の犬・シルクの世話を
自宅に通ってしていた芽衣子。
そんな時、金谷と親しいタレントが覚醒剤で捕まった。
金谷は自分はやってても絶対捕まらないと。
真島は検察庁に芽衣子の事件の記録を
見せてもらいに行く。
芽衣子は遥の自宅に。
明日からパリに旅行に行くらしい。
でも旅行も付き合いも内緒だと。
遥もタレントで麻薬関係の事件があり、
事務所がうるさいのだと言う。
その時、シルクが金谷のジャケットに・・・
遥が白い粉の袋を発見。
芽衣子に口止めを頼む遥。
すぐに金谷から離れた方がいいと言う。
「私に任せて下さいますか?」
覚醒剤を処分するから預かると言い、
その代わり自分の言う通りにするよう言う芽衣子。
真島は芽衣子の資料は見せられないと言われる。
真島は堂島に公判の資料を見たいと頼む。
その堂島はPCに向かい、記事に取りかかっていた。
『悪魔と契約した女』
とのタイトルが・・・
老婦人の話し相手をしている芽衣子。
金谷の祖母だった。
金谷の携帯が鳴り遥だと思って出る。
「忘れちゃったかな? 私の声。
14年振りだもんね。
野上芽衣子。
そうそう。手紙、見てくれたかな?
赤い封筒で出したんだけど。」
金谷が封を切ると、
金谷が覚醒剤をやっている場面が撮られていた。
「これがマスコミに流れたら
どうなるかしらね。
今回も口先だけで乗り切れるか、
楽しみにしてるわ。」
ペットサロンへ戻った芽衣子。
そこへ万里が訪ねて来る。
真島との関係を聞き出そうとする万里に、
直接真島に聞いたらいいんじゃないかと芽衣子。
真島は三輪の奥さんの見舞いに行く。
三輪があのペットサロンを薦めたようだ。
保護観察中の人を雇っているお店だから、
何かしてあげたかったんじゃないかと奥さん。
バーで会う万里と真島。
三輪が芽衣子のことを調べていたと万里が言うも、
真島は芽衣子のことは知らないと。
三輪が「かわいそうなことをした。」と
言っていたと伝える。
ペットサロンに来た真島に、
オーナーが彼女(万里)が来たことを話す。
真島は彼女じゃなくてただの同僚だと。
そこへ客が芽衣子の過去を知り、
クビにしろと騒ぐ。
それをオーナーは断る。
芽衣子の技術や接客に問題はないと、
過去も知った上で採用したと言う。
真島は芽衣子を外で待っていたが、
無視する芽衣子。
自分には前科があると、店も辞めようと思ってると。
「俺はそんなの気にならない。
お前を守りたい。
前科を知っても採用してくれたオーナーの
気持ちを無駄にするな。」
真島は芽衣子を海の見える桟橋に連れて来る。
学生の頃、むしゃくしゃするとここへ来たと。
夜光虫が光っているのを初めて見たと芽衣子。
「初めて?」
「もう20年以上海には来てなかったから。」
そんな芽衣子を見つめる真島。
芽衣子も真島を見る。
我に返り、帰ろうとする芽衣子。
そんな芽衣子を真島は引き止める。
「優しくされたことなかったから・・・
だからお願いです。
もうこれ以上近くに来ないで。」
芽衣子を抱きしめる真島。
しかし芽衣子は真島から離れ、走り去って行く。
翌朝、芽衣子が動き出す。
真島は電話で呼び出され2時間後に約束。
真島は万里にあの店に何しに行ったと聞く。
彼女だと言って捜査したけど、
挑発にも乗らなかったと。
「野上の事件、
もしかして冤罪なんじゃない?
冤罪ならば復讐もありうる。」
三輪が消えたのは自分の身が危ないからだと。
万里は真島に芽衣子に近づきすぎたんじゃないかと、
そろそろ手を引いた方がいいと言う。
芽衣子に接触するのは捜査のためなのか、
それとも自分のためなのかと聞かれるが、
何も答えない真島。
遥と連絡が取れずイライラする金谷。
公判メモを堂島から見せてもらう真島。
そこには北村、菅沼、松永の名前が。
「そういうことだったのか。」
そして金谷の名前も・・・
急いで向かう真島。
金谷に遥の携帯から電話がある。
しかし相手は芽衣子で驚く金谷。
「あんたの彼女を誘拐したから。」
考える時間はたっぷりあったから、
じっくり計画を練ったと芽衣子。
妙なマネしたら金谷も彼女も
ただじゃ済まないからと脅し、
5億円を用意しろと命令。
その時、金谷の会社に来ていた真島。
金谷に面会を申し込む。
「その金をあなたの個人口座に振り込んだら、
次の指示を待ちなさい。」
相変わらずバレバレな犯行にも関わらず、
事が進んで行くのね~(‐∀‐;)
真島が金谷の近くまで迫ってるけど、
芽衣子の復讐は遂げられるのだろうか?
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