
不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。
ところが僕はその台詞を自分に対して
発しなければならなくなる—。
建設会社に勤める渡部は、
派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。
2人の仲は急速に深まり、
渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。
15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、
秋葉はその容疑者とされているのだ。
彼女は真犯人なのか?
渡部の心は揺れ動く。
まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。
7割くらい不倫の話。
なんか疲れた・・・
不倫したっていいことなんかないって
知らされる話かな。
精神的に疲れるわ。
事件の真相は納得行くような行かないような?
まぁこんなもんかってとこ。
主のストーリーより、
巻末にある『新谷君の話』の方がインパクト大。
渡部に対する新谷君の忠告は
絶対経験者だと思った。
本格的ミステリーを求めてる人には、
この本はお薦め出来ませんね。