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まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

アリスの棘 第1話

2014-04-13 22:53:53 | ドラマ


第1話

『禁断の医療サスペンス!

父を殺した医者は誰!?壮絶な復讐が始まる』





大学病院へ新人外科医としてやって来た水野明日美。

明日美の父親は15年前に手術中に亡くなっていた。

病院側は医療ミスではないと主張したが、

明日美の元に何者かによって父親の手術看護記録が送られてきていた。

それは2枚あり、1枚は明らかに偽造されたもの。

そしてその病院は明日美が来た大学病院だった。

明日美は父親の復讐のために大学病院へ潜り込んだ。



大学病院では看護師長の蛭子が幅を利かせていた。

その様子を観察していた明日美。

父親の手術記録に看護師として蛭子の名があった。



ある夜、蛭子の机の上に封筒が置かれていた。

封筒を開けるとハンプティ・ダンプティのカードと、

改ざんした手術記録が入っていた。

この手術記録が明るみになったら自分は終わりだと焦る蛭子。

明日美はその記録を餌に蛭子を屋上まで誘導。

屋上中に記録が貼られていて焦りながら剥がす蛭子。

縄梯子を使い手の届かないようなところまで剥がそうとした時、

明日美が鋏を持って現れ、1本を切った。


「昔、ある所に1人の少女がおりました。

早くに母を亡くした彼女は、医者である優しい父親に育てられました。

しかし、15年前、悲劇が起こりました。

父親が勤務先の病院で突然倒れ手術の末に亡くなったのです。

父の死後、差出人のない封書が届いた。

入っていたのは父の手術の記録。

でも、それはあの時少女が渡されたものとは全く違ってた。

誰が送ってきたのかは分からない。

ただ、そこには少女には全く知らされていなかった

大量出血と急激な血圧低下が記録されていた。

手術は1つ。 記録は2つ。

そのどちらにもあなたのサインがある。」


蛭子は明日美が15年前に亡くなった小山内医師の娘だと気づいた。


「俺は言われた通りにやっただけだ。

悪いのは執刀医の伊達だ。

伊達は自分の評価を上げるためだけに

当時の最先端技術だった腹腔鏡手術に手を出した。

しかも全くの初心者のくせにマニュアル本とにらめっこしながら手術したんだ。

そしてミスが起こった。

アンタの親父は伊達に殺されたんだよ!!」


「ハンプティ・ダンプティは落ちて壊れるって決まってるの。」


「やめてくれっ、切るな! 切ったらお前も人殺しだぞ!」


「あなたがのうのうと生きてきたこの15年間、

私は医者になって名前を変えてそしてこの病院に潜り込んだ。

もう全部捨ててきたのよ。

父を死に追いやった人間に1人残らず復讐するために。」


「許してくれ! なんでもするから!!」


「なんでもする?」


「お願いします。 なんでもします。」


「私は正義の味方じゃない。 簡単よ。

私に絶対服従すればいい。

私の復讐は始まったばかりだから。」



蛭子を小間使いすることに決めた明日美は

次なるターゲットを伊達に決めた。

伊達は有名な美人やり手外科医として有名だった。

最新技術のロボットで手術を行い、教授になろうと目論む伊達。



老女をそのロボットで手術をしようとしていた伊達。

患部が広くて手術に時間がかかり、

老女の体力が持たないと言う明日美。

しかし伊達はなんとしても決行しようと、

患者の写真を別の患者のものと差し替え、

手術範囲も狭いから3時間以内には終わらせると断言する。



明日美はなんとかして証拠を掴もうと、

伊達の家で行われたパーティーへ出席。

そこで伊達のPCから証拠を取り出す。



手術の説明会の日、

明日美は伊達の画像差し替えを糾弾。

なんと伊達の旦那も味方につけていた。



伊達は明日美を追いかけどういうつもりだと怒鳴る。

その時、伊達をスタンガンで気絶させた明日美。


伊達が目覚めると手術台の上にいた。

明日美がメスを持って伊達を脅す。

15年前は自分のミスだったと白状した伊達だったが、

指導医だった千原が腹腔鏡で始めた以上、

腹を開ければ評価が下がるから絶対に開けるなと言われていた。

怯える伊達は反省してる、二度とこんなことはしないと。


「私、患者のために全うな医者になるだからお願い。

お願い許して。」


「あなたに医者でいる資格はない!」


注射器を取り出し点滴に注入する明日美に、

やめてと訴える伊達。


「もし私のことを誰かに話したら

犠牲になった患者達の遺族全員と一斉に裁判を起こす。

そしたらアンタは立派な連続殺人犯。

それが嫌なら二度と医者だなんて名乗らないで!!」



目覚めた伊達のお腹には、『T.OSANAI』と刻まれていた。

それを見て叫ぶ伊達。



伊達は依願退職をした。

明日美の次なるターゲットは千原。



そんな中、明日美に近づいていた新聞記者の西門が声をかけた。


「小山内明日美ちゃん。

気づいてたよ、最初から。

君も覚えてるでしょ、俺のこと。

名前変えてまでこの病院で君は一体何をするつもりなんだ?

亡き父の復讐か?」





鏡の国のアリスになぞらえて復讐していく明日美。


突っ込みどころもあるけどなかなか面白かったです。


父親は手術中に亡くなっただけでなく、


何やらやってもいない汚名まで着せられたよう。



しかし復讐劇といいながら復讐が弱いように感じます。


魔王のように殺していくのかと・・・


生かしてたら逆襲されかねないでしょ。


しかも復讐し続けるのに目立ちすぎ。


伊達を糾弾するのだって自分じゃなくて


誰かそうさせるように仕向けた方が良かったのでは?



記者の西門は最初から明日美のこと気づいて近づいたよう。


昔、西門の妹が入院していて父親が主治医だったのかな?


西門たちと明日美親子は仲良くしてたんだね。


この西門が敵となるのか味方となるのか。



なんだかんだ今後の展開が楽しみです。

コメント
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