第1話
『変人!?教師の野望』
小田原城徳高校にやって来た田茂青志。
青志は生物の研究者だったが、
教授が問題を起こし研究室が閉鎖となる。
教授からは1年待ってくれと言われた。
そんな中、母校でもある城徳高校の恩師で校長の三条に声をかけられ、
1年という期限付きで教師をすることになった。
青志が野球部出身という話は既にみんなに知られていて、
早速野球部の監督を引き受けて欲しいと言われるが、
高2の時の苦い経験から頑なに拒む。
キャッチャーとして味方のボールを捕れなかった青志。
その時、対戦相手・堂東学院の谷内田に
言われた言葉が忘れられなかった。
「君はどうしてそんな格好してこんな場所にいるんだ?
ここは君のいるべき場所じゃない。」
城徳野球部はへっぽこだった。
部員は6人しかおらず、1人はまともだが他は初心者の集まり。
その中で赤岩は昨年の堂東との伝統である練習試合で集中攻撃を受け、
捕球出来ずに試合は日没コールドに。
それ以来、部活に来ていない。
野球部のマネージャーである樽見柚子は、
青志の学生時代お世話になったお店の店主の娘だった。
柚子は子供の頃、青志とキャッチボールして遊んでいた。
そんな城徳野球部の取材にスポーツライターの利根璃子がやって来た。
青志は柚子たちに引っ張られて行く。
璃子にうちじゃなく堂学へ取材に行ったらと青志。
璃子とのやり取りの中、何故か青志も堂学に行くことに。
堂学に行き監督と挨拶をする青志。
売り言葉に買い言葉で今年も予定通り
親善試合をすることになってしまった!!
「無駄でも勝ちたいんですよ。」
6人しか部員がいない城徳は早急に部員を集めなければならない。
有力選手を探そうと意気込む柚子に、「バカか?」と青志。
有力選手を手放すはずないだろと。
くすぶってる奴を探せと言う。
そして集められた部員は・・・
吹奏楽部でシンバル叩いてた目立ちたがりの亀沢は、
目立てるという理由で野球部のスカウトを受けた。
陸上部の超短距離だけ早い岡留は
塁間は最強になれるという理由で受ける。
そして、もし赤岩が来なかったらの保険で、
柚子のストーカーである志方を入れた。
そして試合当日、赤岩は現れなかった。
9人ギリギリ試合が開始。
初回の守備についた城徳は、またも悪夢のような展開になってしまう。
アウトが取れない。
ピッチャーマウンドに立った亀沢は打たれまくり次々と点を取られる。
でも城徳には変えるピッチャーがいない。
だがきっとこの試合も赤岩は見ているはずと思った部員たちは、
みんなで赤岩の名前を呼んだ。
その時、遂に赤岩が姿を現した。
早速ピッチャー交代で赤岩がマウンドに。
ストライク1つ取れて喜ぶ城徳野球部。
しかし、所詮初心者の赤岩がなんとか出来るはずもなく、
またもアウトが取れないという状態に。
これでは去年と同じになってしまう。
そこで青志は堂東の監督・峠に頭を下げ、
城徳の選手にも打たせてもらえないかと願い出た。
当然野球をなめるなと怒られ、
生徒たちからもそんな不正は許されないと止められる。
「じゃあ、どんなマネすりゃいいんだよ!
なぁ、これ、どうやったら1回の裏になるんだよ。
教えてくれよ。 ほら。 誰でもいいから答えろよ。
アウトを3つ取らずにチェンジする方法はなんだ!?」
青志の言葉に気持ちが変わった生徒たちが動いた。
なんとしてもアウトを3つ取って裏の攻撃へつなげると。
赤岩も昨年の雪辱を晴らすべくフライを取った。
3アウトチェンジとなり喜ぶ城徳ベンチ。
しかし・・・またしても日没コールドに。
悔しがる生徒たちに青志が言った。
「野球なんて無駄だ。
こんなものやってたってやらなくたって同じだよ。
でもな、この大勢に支えられた無駄は単なる無駄じゃない。
これ、偉大なる無駄なんだ。
無駄だからこそ勝ち負けに拘ることが出来る。
まぁ、ジャンケンと同じだ。
でも、勝ったからといって偉い訳でもないし、
負けたからといってダメって訳でもない。
だから・・・だからこそ余計なことを考えずに、
思いっきり勝負することが出来るんだ。
とにかく勝とうぜってな。」
「俺たちでも勝てますか?」
「勝てる。」
「強くなれますか?」
「無理だ。 恐らくお前たちは弱いまんまだ。 でも勝つ。
いや、むしろ弱いまんまで勝つその方法を考えよう。
幸い俺たちは全員賢い。
だから考えろ! 俺も考える!
そのためにまず今日から俺がお前らの監督になってやる。
弱くても勝てるんだっていうのを
一緒に証明してみせようじゃないか。」
面白かった!!
薬師丸ひろ子が生徒たちをお世話するって、
ちょっと木更津キャッツを思い出しちゃったよ。
翔くんじゃなくニノだけど(笑)
そしてあまちゃん役者も多いね~。
まぁ、そんなことは置いといて、
へっぽこすぎる野球部が弱いままでどう勝つのか、
そもそも勝てるのかが楽しみなところだね。
私的には海老蔵に違和感(-_-;)
あたしが海老蔵苦手ってのもあると思うんだけど、
青春爽やか~で泥臭く熱いドラマに
なんか異物混入しちゃってるけど?みたいな。
けどまぁ、このドラマは見続けます。