コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

間接的にほめる

2021-05-20 07:14:36 | Weblog
人をほめるときは、
第三者を経由して間接的にほめましよう。

あるテレビ局に、Aさんという
やり手のプロデューサーがいました。
なぜやり手なのかというと、
彼の手がけるテレビ番組がどれも好評なうえ、
豊富な人脈を有しているからなのです。

人手が足りないとき、
予算が足りないとき、
制作の時間が足りないとき、
社外のスタッフが「われもわれも……」と率先して、
A さんの応援にかけつけてくれるというのです。

その理由のーつとして、
Aさんはほめ言葉の達人であることが挙げられます。

それも、
直接ほめるというより、
「B君は本当に勤勉だよな。
どんなに忙しくたってけっして手抜きの仕事をしない。
大したものだ。キミもそう思わないかい」
「Cさんは会議の段取りが本当にうまいよな。
いつも感心させられる。
ボクたちも、Cさんを見習うようにしようよ」
といったように、
第一二者を経由して間接的にほめていたのです。

するとどうなるでしょう。
「Aさんがキミのことをこんなふうにほめていたよ」
「Aさんはあなたのことをものすごく評価していますよ」
という噂が相手にも伝わります。

そうすれば、
相手だって、
「そうか。そんなふうにいってくれたのか」といって感激し、
Aさんに好感を抱くようになります。
すると、
「Aさんに協力しよう」
「彼についていこう」
「彼が大変なときは一肌ぬいであげよう」
という気持ちが生まれます。

つまり、
人の縁が増大していくわけなのです。
ですから、
あなたも特定の人をほめるとき、
より一層効果を上げるために、
第三二者を経由して
間接的にほめ讃えるようにしてほしいのです。

そのほうが、
より真実味が増すと同時に、
相手もそれを嬉しく感じ、
あなたの株だってグンと上がるはずです。

また、
直接的にほめる場合も、
できることなら、
周囲に人がいるときが好機です。
それも周囲の人たちの耳に入るぐらいの大きな声で
ほめてあげることが重要です。

そうすれば、
これまた相手は感激し、
あなたに好感を抱くようになります。

なぜなら、
人前でほめられることによって、
「その場において重要な存在でありたい」
「大勢の人から尊敬されたい」
「周囲の人から注目を浴びたい」
という欲求が瞬時に満たされるようになるからです。