コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

「伝統」にとらわれない

2017-05-23 06:46:04 | Weblog
テレビや映画で
「後輩のくせに生意気だ」。
なんてよくあるセリフです。

このように日本では
会社やスポーツ団体などでは
強烈な縦社会が残っているとことも多いようです。

この縦社会は、
組織の存続には良い面もありますが
軍国主義のなごりと考えると
恐ろしい面も浮き彫りになります。

られます。

そんな会社にどっぷりつかってしまうと
会社内でうまく泳いでいくことはできるかもしれません。
けれどもそれでは個性が消え、
人勢のなかに埋没して行くだけになってしまいます。
「井の中の蛙」になり、
外の世界へ出ることも難しくなります。

そして
上司には傲慢に、
部下はご機嫌取りなってしまいます。

そうなってしまう理由は3つあります。
1つ日は「自分が際立つこと」
このような人は会社では確実に少数派ですから、
やればやるほど目立ちます。
2つ目は、「上司に人生を翻弄されにくい」
今の時代、かんたんに転職やリストラが行われます。
この人についていけば安泰と考えてしまうわけです。
そして3つ目は、「現実的にはこれでちょうどいい」
無意識のうちに権威のある人に弱くなる傾向がありますから、
こう心がけているくらいでちょうどよいと
考えてしまうのです。

しかし、
私はその手のタイプは苦手です。

上司にうまく取り入ることばかりに意識を向けていて、
部下に対する心遣いに欠けていることだって少なくありません。

会社の価値観や風習に染まりすぎず、
会社外でも自分の世界をもち、
どちらでも生きていける土台を作ることです。

上下関特に左右されない自分は、
これから必要なのです。


未完了になっていることを処理する

2017-05-22 06:23:29 | Weblog
どんな人にも、
未完了になっていることはあるものです。

例えば、
返却が遅れたレンタルビデオ、
放ってある廊下の切れた電球、
枯れたままになっている花など、
見回せば日常にいっぱいあります。
虫歯の治療、
税金の申告が遅れていたり、
行こうと思っていて行けていない健康診断まで、
いろんな分野にわたっているでしょう。

心理では、
心の働きというものがありますが、
そのうちの中に、
「未完了なものがある人は、100%人生を楽しめない」
があります。

たとえば、
自宅の水道の元栓を閉めたかどうかが気になりだして、
家に帰りたくなったり、
外出先で怪しくなった空模様に、
外に干してきた洗濯物のことで頭がいっぱいになることは、
日常的に誰にでもあります。

「また、電話します」と言ったままになっている友人。
注文したのに、
箱も開けていなかったりする商品、
買ったはいいが1ページも開いていない本
やりかけのプロジェクト・・・
そういった未完了なものが、
私たちの人生を中途半端なものにしてしまっています。

未完了なものを定期的に書き出して、
それを一気に片づけていくことです。

リストに書いて、
それを消していくたびに、
何とも言えない爽快感を感じるでしょう。

消去したい過去

2017-05-19 06:44:29 | Weblog
「消去したい過去」が誰にでもあるかもしれません。
どうすればいいか?

雑音に興味が出てきたら、
まずはその雑音に耳を傾けます。

これが、
自分の感情をコントロールする方法です。

普段、
感情は自然と湧き起こるものなので、
なかなかコントロールしにくいものですが、
それでもその性質を見極めれば、
思い通りにすることができます。

世の中には、
まったくコントロール不可能なことも多々あります。

今日の天気、気温
大きな世界経済など、
個人で何とかできることはありませんでした。

身近にもコントロールできないものがあります。
それが他人です。

他人の行動や性格を変えようと思っても、
簡単にできることではありません。
「そんなの当たり前だよ」と思いますが、
そんな人に限って
「あの上司の性格が良くなったらなあ」
というグチをこぼしたりしています。
気づかないうちに、
コント口―ルできないものに囚われてしまっています。

過去のことでウジウジ悩んでいる人は多くいます。
私も、
過去の嫌な思い出をふと思い山しては、
落胆することがあります。

そうした過去のことは今から消すことができません。

コントロールできないことは、
前提条件として受け入れることが重要です。

雑音を、
まずは素直に受け入れてしまうのです。
そうすると、
そのことが気にならなくなり、
コントロールできるものに
集中することが可能になります。

例えば
上司の性格が亜心ければ、
上司に嫌味を言われないような工夫をする。
嫌味を言われても受け流すなどの対処方法が出てきます。
何十年にもわたって形成されてきた上司の
性格を変えることよりも、
よっぽど簡単です。

過去についても同様です。
過去を忘れようとしたら、
かえってその過去が思い出されてしまうのは、
騒音と同様です。
無視するのではなく、
まずその過去を受け入れる。
「あんな嫌なことがあったなあ」
という自分を受け入れることができると、
自然とその過去が気にならなくなります。

無理に忘れようとすると、
かえって気になってしまうのです。
コントロールできないことそのものは変えられませんが、
それに対する認識を改めることはできるということです。

意識を変えれば、
それが生み出していた雑念も消え、
集中力を高めることができるのです。


短期で考えない

2017-05-18 06:25:23 | Weblog
投資のブロに聞いた話ですが、
1ケ月先の株式市場を予想するのは、
かなり難しいようです。

しかし、
これが5年、10年という長期的な話であれば、
大きなうねりはイメージすることができます。

つまり、
短期よりも長期的な予測のほうが簡単ということです。

そして人間関係も、
長期投資だと同じです。

すぐに結果が出なくても仕方ありません。
その場で見返りがなくてもいいから、
他者に貢献していくことを第一に考えます。
そうすれば、5年、10年経ったとき、
しっかりとした人脈が広がっています。
短期的な見返りは考えないことです。

一方、
人間関係に見返りを求める人は、
短期投資と同じタイプです。

だからストレスもたまるし
トラブルも多くなります。
人も離れていってしまいます。

あるいは短期的な利益を求めて、
他の条件を考慮せず、
ただ給料がいい会社に転職するのも考えものです。

それが自分のやりたい仕事であれば問題ありませんが、
やりたくもない仕事をやらされるというのは、
長期的に考えるとものすごいデメリットです。

それよりも、
たとえ給料が安かったとしても、
自分のやりたい仕事に就いて経験を積んでいったほうが、
知識も得られるし
人脈も広げられるし、
長期的なメリットは大きいはずです。

パターン化した行動はストレスを生む

2017-05-17 06:21:41 | Weblog
行動は一回行うと
パターンができてしまいます。

仕事や家庭のさまざまなことで
落ち込んだり、イライラしたり、不調が起こったりします。
このときストレスと無緑で暮らすのは難しいものです。

ストレスというのも習慣が原因となって生じています。

習慣は、仏教では「業(カルマ)」という言葉に
当てはまります。

自分が形成してきた特定の行動のパターンのことです。

行動といっても身体の動きだけではありません。
身口意(しんくい)といって、
身体の動き、言葉、考えまで含まれます。

パターンに横槍が入るとストレスを感じてしまいます。

この身口意には一回行うと
パターン化するという特徴があります。

最初はある程度時間をかけながら行っていたことが、
繰り返すごとに、
時間が短くなり、
最後は電気刺激のようにピッビッと
即座に反応するようになってしまうのです。

たとえば部屋に入って
「寒い」という不快を覚えたとき、
たまたまエアコンがあったとします。

これが生まれてはじめての経験なら、
不快感を取り除くために何をすべきか考えるでしょう。

そしてエアコンをつけてみる。
次第に部屋が温まるのを感じ、
心地よくなったなあと思います。

ところがこのプロセスは2回日以降は短縮されます。
一度不快を快に転じられる経験を得ると、
「寒さ」の刺激に対して同じように反応します。
そのスピードはどんどん増していき、
行動がパターン化し、
「習慣」となります。

パターンで行動するということは、
うまくいってさえいれば気分がいいものです。
でも、他人や環境などの影響を受けて、
パターンに横槍が入ったとき、
ストレスを感じてしまうのです。