昨日は、読書会の一環で、新島八重さんのDVDを観ました。
今、テレビでは、会津戦争の真っ最中、山本八重さんが勇ましく
銃を持って戦っている場面と、
一方で自らの身を傷つけ、死んでいく男女の姿が対照的。
戦争後の八重さんは、家族を失い、友人を失い、
失意の底にいましたが、兄との再会を果たします。
これ以上書くと、ドラマを見る楽しみがなくなるので、
なかなかテレビでは語られない(と、思われる)部分を・・・
覚馬さんや八重さんが、最も影響を受けたのは、
M・ゴードン宣教師という方。
八重さんは、この宣教師を通して聖書の言葉や神様を知っていくのです。
そして、新島襄との出会い。
やがて新島襄と結婚した八重さん。
実は、日本初のキリスト教式結婚式だったそうです。
八重さんが洗礼を受けて、すぐの結婚でした。
西洋の服、帽子、日本の女性とは全く違うライフスタイル、
そのため、八重さんは、日本の女性との見た目の差から嫌われました。
こうした中で、同志社大学の前身の学校の女性教師としての立場が失われても、
彼女は、「聖書をたくさん勉強できる時間が持てる」と言って、前向きでした。
八重さんの残した有名な言葉に、
「美徳を以て 飾(しょく)と為す」があります。
つまり、外見的なものではなく、内面の美しさで身を飾りなさい、ということ。
これは、聖書から引用されました。
新島襄が、八重さんをこう評しました。
「八重さんは、姿は美しくないけれど、心はハンサムである」と。
(妻的には、ちょっと失礼?!、よねっ)
それで、八重さんは、ハンサム・ウーマンと呼ばれています。
新島襄が臨終の床で、みんなに、
「goodーbye また会おう」と言って天に召されたとか。
この「good bye」は、もともと
「God be with you」の短縮形らしいですね。
神様があなたと共においでになる。
八重さんは、86歳まで長生きされました。
当時としてはすごいですよね。
このDVDは、八重さんの他に、
日本最初の女医・荻野吟子さん、津田塾大の創設者・津田梅子さんが
紹介されています。是非、機会があればご覧下さい。本も出ています。
(いのちのことば社)
昨日はかなり蒸し暑い一日でした。
雨は予報に反して全く降らず、太陽の光で、
気温は30℃近くまで上がりました。
早くも扇風機が活躍していました。
これから本格的な夏を前に、乗り越えなくてはならない梅雨の蒸し暑さ。
少しずつ、暑さに慣れるための、この時期なんですよね。
感謝すべきなんですよね・・・。
今日は朝から大雨です。
ここあでした。