ローマ帝王と遠距離恋愛中だったクレオパトラが、
お忍びで彼に会いに来て、
そのときに泳いだというビーチの、
すぐ近くの湾の奥にある泊地に船を泊める。
湾の入り口はちょっと、松島みたい。
でも松島と違って水深は結構深い。
入り組んだ湾の中に入ると、伊勢志摩の五ヶ所湾を思い出させる。
その一番奥にあるレストランに付属している桟橋に船を泊める。
夕飯は、イサキのような魚のグリルに決める。

朝起きて、
船の前にあるレストランのテーブルで書き物をしていたら、
そこの主人がやってきたので
グナイデン(おはようございます)、と挨拶したら、
「何か飲むか?」というので、
コーヒーを所望した。
テーブルの上の格子屋根には葡萄の木が這い回り、
朝の木漏れ日が気持ちいい。

出てきたトルコ・コーヒーはとても濃いが、
豆の焙煎が浅いので強くはない。
飲み干したコーヒーの底に残る粉の模様で占いをする、と
何かの本で読んだ気がするが、
誰もそんなことに構っている様子はなかった。
コーヒーのお金を払おうとしたら、「いらない、いらない」。
仕方がないので1枚100円の、古びた絵葉書を買った。
お忍びで彼に会いに来て、
そのときに泳いだというビーチの、
すぐ近くの湾の奥にある泊地に船を泊める。
湾の入り口はちょっと、松島みたい。
でも松島と違って水深は結構深い。
入り組んだ湾の中に入ると、伊勢志摩の五ヶ所湾を思い出させる。
その一番奥にあるレストランに付属している桟橋に船を泊める。
夕飯は、イサキのような魚のグリルに決める。

朝起きて、
船の前にあるレストランのテーブルで書き物をしていたら、
そこの主人がやってきたので
グナイデン(おはようございます)、と挨拶したら、
「何か飲むか?」というので、
コーヒーを所望した。
テーブルの上の格子屋根には葡萄の木が這い回り、
朝の木漏れ日が気持ちいい。

出てきたトルコ・コーヒーはとても濃いが、
豆の焙煎が浅いので強くはない。
飲み干したコーヒーの底に残る粉の模様で占いをする、と
何かの本で読んだ気がするが、
誰もそんなことに構っている様子はなかった。
コーヒーのお金を払おうとしたら、「いらない、いらない」。
仕方がないので1枚100円の、古びた絵葉書を買った。