ドリスのセーリングの様子はこんな感じ。
ドリスはサバニと違ってとても軽く造られていて、
少しでも速く、少しでもたくさんの魚を積めるよう、考えられている。
バイキング船もそうだけど、
北部ヨーロッパの船は、構造を工夫して少しでも軽く造ろうと追求している。
速さと、積載能力を追求していると言われている。
一方、サバニも、八丁櫓も、その大きさからすると、とても重い。
なぜそんなに重くしなければならないのか?
まだぼくには理解不可能だけど、きっと何か理由があったはず。
いつかそれを解き明かしたい。
ドリスでセーリング中のもっと面白い写真があるのだけれど、
それは、ヨット専門誌KAZIで、追って報告します。
この日の夜は大帆船祭りのフィナーレ。
明日は、全艇ブレストを出て、次のお祭りの港ドゥアーネに移動する。
それでこの夜、参加艇みんながセールを揚げて、
ブレスト港の中を大パレードをした。
ブレストの港は、
東京ディズニーランドの『カリブの海賊』の100倍規模の状態になり、
ぼくたちは、ライトアップされた港内を、
恍惚状態でセーリングしまくりました。