7月15日 フランスで八丁櫓

2008年07月16日 | 風の旅人日乗
ブレスト帆船祭りに来ていた焼津の八丁櫓に乗せてもらった。
八丁櫓は、江戸時代、焼津をベースに
遠く八丈島までカツオ漁、マグロ漁に行っていた櫓&セール付きの漁船。

徳川将軍の海遊びのエスコートとボディーガードを務めることもあったため、
当時の日本船舶では七丁までしか許されていなかった櫓の数を、
特別優遇措置で八丁装備することを許された船。

当然のことながら、帆船祭りの参加艇と観客の注目を一身に集めていました。

この日の夜は、焼津の皆さん主催の日本食パーティーに招いてもらった。
会場は、スペインのガリシア地方、ヴィゴから来ていた船のサロンで、
どういう経緯でか分らないが、
こぶしを効かせた正調『天城越え』が歌われ始めたんだけど、
いつの間にか、
フラメンコでも踊れそうなリズムになっていたのが面白かったです。