現在の王者を見てみよう。
WBA/WBCスーパーウェルター級、ロナルド ライト
WBA/WBC/IBFウェルター級、コーリー スピンクス
プラス他3王者
何時の間にやら、地味な選手がトップを張るように。
バルガス、デラホーヤ、リカルド マヨルガはミドル級転向。トリニダードもミドル級で再起予定。モズリーも11月にライトとの再戦に臨むが、不利の予想。
2004年8月末現在に比べ、2000年、前世紀最後の年は凄かった。トリニダードのスーパーウェルター級での活躍は正に圧巻。同年3月にWBA王座を金メダリスト、デビット リードから獲得。指名挑戦者ママドゥ チャムを一蹴し、12月にIBF王者バルガスを撃鎮。バルガスはがんばった。しかし、巷で言われるような激戦ではなかったように思える。トリニダード、ダウンを奪われるが終始バルガスを圧倒。計5度のダウンを奪い、12ラウンドTKO勝利。
この試合を見れば明白である。デラホーヤーバルガス戦はまさに拮抗、激戦であった。何が明白かというと、どれだけトリニダードが同級で充実していたかを。
私がNO.2に指名するデラホーヤのその間の動向は? WBCウェルター級奪回、WBC/WBAスーパーウェルター級統一王者に。しかしモズリーに2連敗。体格も徐々に肉ずきがいい体に(締まりがない)。
もし、トリニダードがミドル級に転向せず同階級に留まっていたら、今でも王座に君臨していると思う。ライト、モズリーの出る幕ではない。
それだけトリニダードは同級で充実していた。
「10年」全体を通じてトリニダードが中心だった気がする。デラホーヤを破るまではやや2番手に落ち着いていた。しかし彼が存在し続ける事によって、同2階級に軸、話題が終始存在した(97年のノリス戦が1例)。
たしかにデラホーヤは集客力が凄まじくある。自他共に認めるスーパースターである。しかし、安定度、威厳力は同2階級で兼ね備えていなかった気がする。
今後もこの2階級では常時、ボクシングが存在しつける限り好選手を輩出し続けるであろう。しかし上記のように、スター選手がこぞってミドル級に転向を声明しているだけに、しばらくは地味な(2つの)クラスになるかもしれない。
WBAが「スーパー王者」を新設して以来、王者水増しの感が否定出来ない。逆に言えば、それだけ王座挑戦の可能性が増えたことになる。
日本からはスーパーウェルター級で上山 仁(92年)、ウェルター級で尾崎 富士雄(89年)以来世界挑戦すらない。次の「10年」間にせめて同2階級での世界挑戦者を輩出してもらいたいところである。
さて4期に分けてお届けしたボクシング 10年 ウェルター、スーパーウェルター級編はこれにて終了です。いかがだったでしょうか?
Corleone
WBA/WBCスーパーウェルター級、ロナルド ライト
WBA/WBC/IBFウェルター級、コーリー スピンクス
プラス他3王者
何時の間にやら、地味な選手がトップを張るように。
バルガス、デラホーヤ、リカルド マヨルガはミドル級転向。トリニダードもミドル級で再起予定。モズリーも11月にライトとの再戦に臨むが、不利の予想。
2004年8月末現在に比べ、2000年、前世紀最後の年は凄かった。トリニダードのスーパーウェルター級での活躍は正に圧巻。同年3月にWBA王座を金メダリスト、デビット リードから獲得。指名挑戦者ママドゥ チャムを一蹴し、12月にIBF王者バルガスを撃鎮。バルガスはがんばった。しかし、巷で言われるような激戦ではなかったように思える。トリニダード、ダウンを奪われるが終始バルガスを圧倒。計5度のダウンを奪い、12ラウンドTKO勝利。
この試合を見れば明白である。デラホーヤーバルガス戦はまさに拮抗、激戦であった。何が明白かというと、どれだけトリニダードが同級で充実していたかを。
私がNO.2に指名するデラホーヤのその間の動向は? WBCウェルター級奪回、WBC/WBAスーパーウェルター級統一王者に。しかしモズリーに2連敗。体格も徐々に肉ずきがいい体に(締まりがない)。
もし、トリニダードがミドル級に転向せず同階級に留まっていたら、今でも王座に君臨していると思う。ライト、モズリーの出る幕ではない。
それだけトリニダードは同級で充実していた。
「10年」全体を通じてトリニダードが中心だった気がする。デラホーヤを破るまではやや2番手に落ち着いていた。しかし彼が存在し続ける事によって、同2階級に軸、話題が終始存在した(97年のノリス戦が1例)。
たしかにデラホーヤは集客力が凄まじくある。自他共に認めるスーパースターである。しかし、安定度、威厳力は同2階級で兼ね備えていなかった気がする。
今後もこの2階級では常時、ボクシングが存在しつける限り好選手を輩出し続けるであろう。しかし上記のように、スター選手がこぞってミドル級に転向を声明しているだけに、しばらくは地味な(2つの)クラスになるかもしれない。
WBAが「スーパー王者」を新設して以来、王者水増しの感が否定出来ない。逆に言えば、それだけ王座挑戦の可能性が増えたことになる。
日本からはスーパーウェルター級で上山 仁(92年)、ウェルター級で尾崎 富士雄(89年)以来世界挑戦すらない。次の「10年」間にせめて同2階級での世界挑戦者を輩出してもらいたいところである。
さて4期に分けてお届けしたボクシング 10年 ウェルター、スーパーウェルター級編はこれにて終了です。いかがだったでしょうか?
Corleone