DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

光明か?「ボクシング 10年」

2004年11月06日 11時46分40秒 | ボクシングネタ、その他雑談
「ボクシング 10年」を書いていて考えさせられる事がある。
一体いくつのクラスが「10年」間のあいだに絶えずファンの注目を集めることが出来るか?
逆説で言えば、「10年」間、一時でもファンの注目を集める事が出来れば上々ではないかと?難しいところである。
さて今回の「10年」は伝統のライト級。135ポンド/61.2キロである。
伝統のクラス、この「10年」の間にずいぶんと地味なクラスに甘んじていた感がある。
朗報と言えば同級の現在王者にスター性、将来性が備わった選手が揃っていることだ。
WBA王者ファン ディアス(米)、IBF王者フリオ ディアス(メキシコ)、WBO王者ディエゴ コラレス(米)。そしてそのコラレスに王座を明け渡し、来年早々にも再戦を目論む2階級制覇のアセリーノ フレイタス(ブラジル)と。
1つの階級が注目を集めるには何が必要か?注目される選手が必要である。要は「スター」選手の育成である。そしてその「スター」がその階級に長期滞在、防衛戦をこなし願わくばライバルの出現を待つ事である。
この「10年」間、ライト級にスター選手は幾人か存在した。
WBC王座10連続防衛、東京 三太ことミゲル アンヘル ゴンサレス(メキシコ:1992ー1996)。そのゴンサレスと終始統一戦の噂があったWBA王者オルズベック ナザロフ(協栄/キルギスタン:1993ー1998)。キャリアの中で充実度は一番だった「ゴールデン ボーイ」ことオスカー デラホーヤ(米:1994ー1996)、WBO6連続防衛プラスIBF王座も統一。旧ソ連の技巧派、WBO18連続防衛のアルツロ グレゴリアン(ウズベキスタン:1996ー2003)。デラホーヤの天敵シェーン モズレー(米:1997ー1999)は何とIBF王座を8連続KO防衛。本来ならキャリア最高の階級になるはずだったフロイド メイウェザーが同級を足早に去ったことは残念である。ここに加えるならば我らが畑山 隆則(横浜光:WBA 2000ー2001)。
惜しまれることはこれらのスター選手にとりライト級はただの通過点に過ぎなかったことである。
それに引き換え、現王者たちはこの「伝統のクラス」を主戦場にして行く選手達である。
今後のライト級に光明が差し始めた感がある。伝統のクラス、この「10年」にどんな道を歩むか楽しみである。
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ボクシング 週間情報

2004年11月06日 11時38分05秒 | 世界ボクシング
1)明日予定されるIBFスーパーライト級王座統一戦コンスタンチン チュー(豪)対シャンバ ミッチェル。
両者と共にリミットいっぱいの140ポンドで無事計量終了。両者の再戦がついに実現する運びに。

2)本日WBCは公言通りライトヘビー級王者アントニオ ターバー(米)の王座剥奪。
さてIBFはどう出るか?そして空位決定戦の出場選手は誰になるか注目。
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