DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ボクシング 10年(明確な動き)

2004年11月19日 01時04分32秒 | ボクシングネタ、その他雑談
今回のボクシング10年。
あらためてスーパーライト級である。体重リミットは63.5㌔/135ポンド。
WOWOWの浜田 剛史氏も同階級WBC王座を獲得(当時ジュニア ウェルター)。

何が明確か?
階級内での流れが明確だった。この「10年」間に関して言えば。
大まかな動きはこうである。
1993年2月、メキシコのアステカ スタジアム。フリオ セサール チャベス(メキシコ)がグレグ ホ-ゲン(米)を相手にWBC王座防衛戦。12万以上の地元の観衆の前で英雄は圧倒的強さを見せつけ防衛に成功。同年9月に予定されていたパーネル ウィテカー(米)挑戦に向け大きな弾みをつける。
1994年1月、前年9月、4階級制覇ならなかったフリオ セサール チャベスがついに初黒星、初ダウンを喫す。
伏兵フランキー ランドールに11ラウンドにダウンを喫し1ー2の判定負け。プロ92戦目での初黒星。
1996年6月、未来のスーパースター オスカー デラホーヤ(米)が老兵チャベスを4ラウンドストップ勝ち。3階級制覇達成。新星登場と共に、1つの時代の終焉を大いに印象つける。
2000年10月、WBC/WBA王者コンスタンチン チュー(豪)がIBF王者ザブ ジュダー(米)を2ラウンドTKO破り3冠王に。

中心選手はチャベス、デラホーヤ、そしてチューの順にまわって行く。そして現在の同級の覇者チューも本格的ウェルター級進出に動きはじめている。
同階級はチャベス(WBC12度防衛:89年ー94年、IBFも統一。WBC4度防衛:94ー96年)、デラホーヤ(C1:96ー97)、チュー(IBF5:95ー97、C97、後3団体統一)以外にも好選手を輩出。
アルゼンチンの技巧派兼強打者のファン マルチン コッジはWBA王座3度獲得(87ー90:4,93ー94:6、96:0)。チャベスに引導を渡したフランキー ランドール(米)も3度王座に(C94:0、A94ー96:2、A96ー97:0)。イタリアの貴公子ジョバンニ パリ-ジはWBO王者に(96ー98:5)。そしてIBF/WBO王者に輝いたジュダー、現在のハリス、コットへ。
この後同階級はどんな方向へ進のか?
チューの転向は大いにありえる。そうなるとコット王朝の幕開けと行きたいところだ。ここで1番の関心はWBC2階級制覇のフロイド メイウェザー(米)が同階級のどの王座に絡んでくるかが今後の1番の注目点だと見る。
チュー王朝の後見人発掘が現在の同級の最優先事項である。今後の同級の動向に大いに関心がある。

Corleone
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ボクシング 10年(本題に入る前に)

2004年11月19日 00時49分23秒 | ボクシングネタ、その他雑談
物事には時運/時勢というものがある。分かりやすく言えばタイミングである。
そのタイミングをいかに見極める、よりよいタイミングを知るという事が重要な要素になる時が多々存在する。書き物にもタイミングが必要である。
今回の「10年」はスーパーライト級である。体重リミットは63.5㌔/135ポンド。
2004年末現在、もっとも注目されるクラスである。
スーパーライト級でいうタイミング。
もしこの階級を1ヶ月前に書いたらどうなっていたか?ゴチャゴチャであったであろう。
この一月の間に同階級がかなり整頓された。
WBA王者ビビアン ハリス(米)が欧州の実力者オクタイ ウルカル(独/トルコ)にストップ勝ち。
少しさかのぼるが新世代のスター、ミゲル コット(プエルトリコ)がWBO新王者に。
そしてIBF。2年近くのブランクを越え、正王者コンスタンチン チュー(豪)が暫定王者シャンバ ミッチェル(米)に衝撃のストップ勝ちで同王座内での王座統一。
一時は、暫定、名誉、スーパー、レギュラー、空位と同階級内で王座乱立だったスーパーライト級。
ようやく落ち着いた階級に。
今後の動向が大いに気になるところである。
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