DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ダルチニアンが大差判定防衛

2010年03月10日 03時34分47秒 | 世界ボクシング
先週末6日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBA/WBCスーパーフライ級戦:
王者ビック ダルチニアン(豪)判定3ー0(120-108、118-110、117-111)挑戦者ロドリゴ ゲレロ(メキシコ)

*ダルチニアンが粘る新鋭ゲレロを下し、保持する2団体王座の3度目の防衛に成功しています。
昨年12月に行われたWBC内での王座統一戦、対トーマス ロハス(メキシコ)。その試合、2回KOという結果だったから良かったものの、大雑把な攻撃一辺倒のボクシングを披露。決して褒められる内容のボクシングではありませんでした。
今回の試合、ダルチニアンは右ジャブを終始多様。ポジショニング、ガード等のディフェンスにも常に意識を払っていました。ワン・ツーやいきなりの左も非常に有効的に機能。あえて注文をつけるなら、ボディーブローの少なさ(無さ?)ではないでしょうか。
私(Corleone)の採点はフルマークの120対108でダルチニアン。WBA暫定王者ノニト ドナイレ(比)との再戦、是非実現してほしいものです。

初回と2回以降はいいようにあしらわれたゲレロ。しかしその驚異的な打たれ強さ、フラフラになりながらも前進を続けた体力は賞賛に値するもの。今後が楽しみな22歳です。
コメント
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