先週末3日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBAバンタム級戦(スーパー王座):
王者アンセルモ モレノ(パナマ)判定3対0(116-111、117-110、120-107)挑戦者ビック ダルチニアン(豪)
*今回が主要4団体のバンタム級王座への3度目の挑戦となったダルチニアン。先の2戦ではこの階級での体力不足をさらしていますが、今回は老獪なモレノの前にその突進が空回り。この試合が米国デビュー戦となるモレノのお膳立てをする結果となってしまいました。
つまらない、怖さがないモレノのボクシング。点数は大差で王者を支持していますが、各ラウンドはモレノが若干リードしていたもの。常にノラリクラリの自分のペースで戦うパナマ人。中盤以降はほぼワンサイドの内容で強豪をかわしきっています。
この試合はサウスポー同士の一戦だったため、ダルチニアンとレギュラー王者の亀田 興毅(亀田)を重ね合わせて試合観戦をしました。正直な感想としてもし興毅とモレノが対戦した場合、興毅の精神力では12回、持たないでしょう。
モレノ攻略はどのようなものかを考えてみました。1)攻撃はボディーを交えながらしつこく、2)ロープに詰めたらガードの上からでも攻撃の手を緩めない、3)モレノの主武器は右ジャブ(のみ)。そのパンチに左パンチを合わせていく。他にもあるでしょうが、並大抵の事ではモレノ攻略は難しいのではないでしょうか。
これで9連続防衛に成功した王者。まだ26歳です。この試合を含め、10度の世界戦出場を果たしているモレノ。フランスとドイツにそれぞれ2度、米国とベネズエラのリングにそれぞれ1度登場しています。オーランド カニザレス(米)の保持する同級の最多連続記録16を破る可能性ありとみます。
IBFバンタム級戦:
王者アドナー マレス(メキシコ)判定3対0(118-110x3)挑戦者ジョセフ アグベコ(ガーナ)
*IBFでは珍しく、8月以来の両者の再戦となった一戦。今回は明白な形でマレスが勝利を収め、保持する王座の初防衛に成功しています。
WBAバンタム級戦(スーパー王座):
王者アンセルモ モレノ(パナマ)判定3対0(116-111、117-110、120-107)挑戦者ビック ダルチニアン(豪)
*今回が主要4団体のバンタム級王座への3度目の挑戦となったダルチニアン。先の2戦ではこの階級での体力不足をさらしていますが、今回は老獪なモレノの前にその突進が空回り。この試合が米国デビュー戦となるモレノのお膳立てをする結果となってしまいました。
つまらない、怖さがないモレノのボクシング。点数は大差で王者を支持していますが、各ラウンドはモレノが若干リードしていたもの。常にノラリクラリの自分のペースで戦うパナマ人。中盤以降はほぼワンサイドの内容で強豪をかわしきっています。
この試合はサウスポー同士の一戦だったため、ダルチニアンとレギュラー王者の亀田 興毅(亀田)を重ね合わせて試合観戦をしました。正直な感想としてもし興毅とモレノが対戦した場合、興毅の精神力では12回、持たないでしょう。
モレノ攻略はどのようなものかを考えてみました。1)攻撃はボディーを交えながらしつこく、2)ロープに詰めたらガードの上からでも攻撃の手を緩めない、3)モレノの主武器は右ジャブ(のみ)。そのパンチに左パンチを合わせていく。他にもあるでしょうが、並大抵の事ではモレノ攻略は難しいのではないでしょうか。
これで9連続防衛に成功した王者。まだ26歳です。この試合を含め、10度の世界戦出場を果たしているモレノ。フランスとドイツにそれぞれ2度、米国とベネズエラのリングにそれぞれ1度登場しています。オーランド カニザレス(米)の保持する同級の最多連続記録16を破る可能性ありとみます。
IBFバンタム級戦:
王者アドナー マレス(メキシコ)判定3対0(118-110x3)挑戦者ジョセフ アグベコ(ガーナ)
*IBFでは珍しく、8月以来の両者の再戦となった一戦。今回は明白な形でマレスが勝利を収め、保持する王座の初防衛に成功しています。