先週末17日土曜日、米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
WBA(スーパー王座)、WBCスーパーミドル級王座統一戦:
WBAスーパー王者アンドレ ワード(米)判定3対0(115-113x2、118-110)WBC王者カール フロッチ(英)
*「118対110はないだろう」、それが試合観戦後の率直な感想です。私(Corleone)の採点は115対113でワード。6回まではイーブンで7回から10回はワード。そして最終2回がフロッチと見ました。
大差でワードの勝利を支持したジャッジは、11回、12回をともにワードに与えています。この2回、もはやKO決着しかないとみたフロッチが前に出ます。ワードはクリンチ、フットワークで逃げるのみ。私の目にはさばくのではなく、明らかな逃げの行為に映りました。
序盤戦、ワードの体力が目につきました。もみ合いでも押し勝つのはワード。試合が終わって理解できたこの行動ですがこれもワードの作戦の1つ。フロッチは攻勢に出れば出るほどその強みを発揮することが11回、12回の展開を見て納得できました。もしフロッチがもう少し早く攻勢に出ていれば結果は変わっていたかもしれません。
7回から微妙な出入りのフットワークを使い始めたワード。それによりフロッチは的を絞ることができませんでした。少々不器用なフロッチ。ここが王座復帰への課題ですね。
決してスター性を持った選手ではないワード。渋い実力者といったところでしょうか。WBA王座の4度目の防衛に成功するとともにWBC王座も吸収。IBF王者ルシアン ブテ(カナダ)との一戦が噂されています。
惜しくもトーナメント制覇ならなかったフロッチ。同国人アミア カーンのように不服も立てず敗戦を受け入れています。また再起戦は母国で行いたいとの意向を示しています。
同級での「スーパーシックス」トーナメント、丸2年を費やし無事終了しました。
WBA(スーパー王座)、WBCスーパーミドル級王座統一戦:
WBAスーパー王者アンドレ ワード(米)判定3対0(115-113x2、118-110)WBC王者カール フロッチ(英)
*「118対110はないだろう」、それが試合観戦後の率直な感想です。私(Corleone)の採点は115対113でワード。6回まではイーブンで7回から10回はワード。そして最終2回がフロッチと見ました。
大差でワードの勝利を支持したジャッジは、11回、12回をともにワードに与えています。この2回、もはやKO決着しかないとみたフロッチが前に出ます。ワードはクリンチ、フットワークで逃げるのみ。私の目にはさばくのではなく、明らかな逃げの行為に映りました。
序盤戦、ワードの体力が目につきました。もみ合いでも押し勝つのはワード。試合が終わって理解できたこの行動ですがこれもワードの作戦の1つ。フロッチは攻勢に出れば出るほどその強みを発揮することが11回、12回の展開を見て納得できました。もしフロッチがもう少し早く攻勢に出ていれば結果は変わっていたかもしれません。
7回から微妙な出入りのフットワークを使い始めたワード。それによりフロッチは的を絞ることができませんでした。少々不器用なフロッチ。ここが王座復帰への課題ですね。
決してスター性を持った選手ではないワード。渋い実力者といったところでしょうか。WBA王座の4度目の防衛に成功するとともにWBC王座も吸収。IBF王者ルシアン ブテ(カナダ)との一戦が噂されています。
惜しくもトーナメント制覇ならなかったフロッチ。同国人アミア カーンのように不服も立てず敗戦を受け入れています。また再起戦は母国で行いたいとの意向を示しています。
同級での「スーパーシックス」トーナメント、丸2年を費やし無事終了しました。